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最終更新日:2017.03.17

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シリーズ: 現代物理学[展開シリーズ] 4

強相関電子物理学

強相関電子物理学

A5/256ページ/2013年09月25日
ISBN978-4-254-13784-2 C3342
定価4,212円(本体3,900円+税)

青木晴善 ・小野寺秀也 著

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紀伊國屋書店 旭屋倶楽部 東京都書店案内

固体の磁気物理学で発見されている新しい物理現象を,固体中で強く相関する電子系の物理として理解しようとする領域が強相関電子物理学である。本書ではこの新しい領域を,局在電子系ならびに伝導電子系のそれぞれの立場から解説する。

目次

1. 局在f電子系の磁性
 1.1 概 要
 1.2 原子の磁性
  1.2.1 スピンモーメントと磁気モーメント
  1.2.2 多電子原子の電子配列
  1.2.3 多電子系の磁性
 1.3 反磁性と常磁性
  1.3.1 軌道電子の磁場応答
  1.3.2 伝導電子の磁場応答
 1.4 磁気相互作用
  1.4.1 交換相互作用
  1.4.2 直接交換相互作用
  1.4.3 超交換相互作用
  1.4.4 二重交換相互作用
  1.4.5 異方的交換相互作用
  1.4.6 RKKY相互作用
 1.5 結晶場と磁気異方性
  1.5.1 結晶場
  1.5.2 クラマースの定理と磁気異方性
 1.6 磁気転移と磁気構造
  1.6.1 ドゥ・ジェンヌ則とその破れ
  1.6.2 磁性モデルと磁気異方性
  1.6.3 ヴァン・ブレック磁気転移
  1.6.4 磁気構造の一般論
  1.6.5 ハイゼンベルグ模型と分子場近似
  1.6.6 強磁性
  1.6.7 反強磁性
  1.6.8 長周期磁気構造

2. 多極子相互作用と軌道秩序
 2.1 概 要
 2.2 多極子モーメント
 2.3 四極子相互作用と四極子秩序
 2.4 CeB6の反強四極子秩序と八極子の役割
  2.4.1CeB6のAFQ秩序
  2.4.2 磁気八極子の役割
 2.5 四極子秩序化合物
  2.5.1 強四極子秩序
  2.5.2 反強四極子秩序
  2.5.3 その他の四極子関連化合物
 2.6 八極子秩序
  2.6.1 Ce0.7La0.3B6
  2.6.2 NpO2
  2.6.3 SmRu4P12
  2.6.4 TbB2C2

3. 強相関f電子系金属のモデル
 3.1 金属の伝導電子とフェルミ面
  3.1.1 金属の伝導電子
  3.1.2 フェルミ面と金属の物性
 3.2 金属の電子状態とバンド構造
  3.2.1 強く束縛された電子の近似によるバンド構造
  3.2.2 伝導電子の散乱とvirtual bound state
 3.3 希土類,アクチナイド元素のf電子
  3.3.1 希土類,アクチナイド元素のf電子状態の特徴
  3.3.2 局在f電子による物性
 3.4 フェルミ液体
 3.5 不純物の電子状態と電子相関の効果
  3.5.1 アンダーソンモデルと近藤モデル
  3.5.2 近藤効果
 3.6 強相関f電子系の格子
  3.6.1 近藤モデルとRKKY相互作用
  3.6.2 強相関f電子系格子の電子状態の概要
 3.7 強相関f電子系の秩序と転移
  3.7.1 ドニアックの相図と磁気の量子臨界点
  3.7.2 価数揺動と価数転移,メタ磁性転移

4. 強相関f電子系物質の電子状態
 4.1 CeT2X2化合物の物性と電子状態
  4.1.1CeRu2Si2と重い電子系物質の物性と電子状態
  4.1.2 ドニアックの相図とCeRu2Si2
  4.1.3 メタ磁性転移
  4.1.4 CeT2Si2化合物の物性の概要
 4.2 CeIn3とCeTIn5(T=Co,Rh,Ir)の物性と電子状態
  4.2.1 磁気相図と物性
  4.2.2 CeIn3,CeRhIn5の常圧,圧力下の電子状態
 4.3 Yb化合物の重い電子と価数転移
  4.3.1 YbXCu4化合物の価数転移とメタ磁性
  4.3.2 YbT2Zn20化合物の重い電子
  4.3.3 YbRh2Si2の量子臨界点
  4.3.4 β–YbAlB4の超伝導
 4.4 多極子相互作用と近藤効果が共存するCeB6

実験結果を表すのに良く用いられる単位について
あとがき
記号表
索引