技術者倫理を考える ─持続可能な社会をめざして─
A5/192ページ/2014年09月15日
ISBN978-4-254-20158-1 C3050
定価2,862円(本体2,650円+税)
石塚正英 編著
現代の高度に発達した技術や製品を保証する基準や条件の一つに、近年重要性を増している倫理性がある。技術者倫理 を「エネルギー」「環境と安全」「心身と感性」「社会と法」の4分野に分け、現場の事例をもとにわかりやすく解説した。
目次
1.破局的リスクの統治 ―フクシマ原子力発電所事故を事例として― 2.ローカル・エネルギー論 ―先端技術のリスク軽減― 3.エネルギーをめぐる諸問題 ―一極集中管理システムのリスク― 4.絶対安全/機能安全とリスク評価 ―ユッケ事件を例として― 5.設計の機能性と安全性の相克 ―回転ドアを素材に― 6.自家用車はどこまで許されるか ―SUVから考える― 7.知的財産権と環境問題・南北問題 ―生物遺伝資源や伝統的知識を使った創薬― 8.医療事故における真相究明と個人の責任追及 9.環境因子としての人工音が心身に及ぼす感性的効果 10.動物の利用とその限界 11.臓器移植をめぐる諸問題 12.身体迂回のブレイン・マシン・インターフェイス技術 13.テレビ・アニメーションにおける画像・映像表現 14.著作権問題と技術者倫理 ―JASRACを例として― 15.技術が社会とルールを変える 16.技術が犯罪に変わるとき ―ケアにおける職務とは― 17.持続可能な交通手段としての自転車
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