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最終更新日:2018.12.07

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シリーズ: シリーズ〈建築工学〉 8

光と音の建築環境工学

光と音の建築環境工学

B5/168ページ/2018年09月01日
ISBN978-4-254-26879-9 C3352
定価3,456円(本体3,200円+税)

小林茂雄 ・望月悦子 ・上野佳奈子 ・安田洋介 ・朝倉巧 著

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紀伊國屋書店 旭屋倶楽部 東京都書店案内

建築の光環境と音環境を具体例豊富に解説。心理学・物理学的側面から計画までカバー。〔内容〕光と視野/光の測定/色彩/光源と照明方式/照明計画と照明制御/光環境計画/音と聴覚/吸音/室内音響/遮音/騒音・振動/音環境計画

編集部から

本書「まえがき」から抜粋

「本書は,建築の光環境と音環境について,大学の教科書として用いられることを想定して,基礎からやや計画的な内容までをまとめている.建築環境は一般的に,熱・空気・光・音の4 つの要素に分類される.その中で光と音は連携して講義されることが多いが,それは光と音に共通点があるためである.光も音も波としての性質をもち,波長によって光色や音の高さが異なり,透過・吸収・反射をしながら,瞬時に広く伝搬する.そして適正な光や音が人に伝わることによって,見えやすさ・聞こえやすさ・明るさ・静かさなどが確保される.作業する際に十分な照度を確保したり余計な騒音を排除したりするなど,光や音を的確に制御することは,安全で健康で機能的に生活する上で重要なことである.それだけでなく,陰影のある光や響きのある音は,私たちに楽しさを与える存在でもある.ライトアップやイルミネーション,コンサートホールなどの音響は,感情を左右し,空間体験に心理的な豊かさを加えることになるだろう.そうした芸術的なデザインに携わるためにも光や音の基礎を習得しなければならない.」

目次

【第1 部 光環境】

第1章 建築と光  [小林茂雄]
 1.1 建築・都市における光の役割
  1.1.1 サーカディアンリズムと健康維持
  1.1.2 安全確保
  1.1.3 作業支援
  1.1.4 デザイン
  1.1.5 環境配慮
 1.2 色彩環境

第2章 光と視覚  [小林茂雄]
 2.1 目の仕組みと働き
  2.1.1 視野
  2.1.2 眼球の構造
  2.1.3 明所視と暗所視
  2.1.4 順応
 2.2 明視
  2.2.1 視力
  2.2.2 明視の条件
  2.2.3 グレア
  2.2.4 光色
  2.2.5 モデリング

第3章  光の測定  [望月悦子]
 3.1 光の物理的表現
  3.1.1 測光量
  3.1.2 測色量
 3.2 実環境での光の測定
  3.2.1 光の測定機器
  3.2.2 光環境の測定方法(測定時の留意事項)

第4章 色彩  [小林茂雄]
 4.1 色の心理と配色
  4.1.1 色の見え方
  4.1.2 色のトーン
  4.1.3 色の心理的効果
  4.1.4 配色
  4.1.5 安全色
 4.2 色彩計画
  4.2.1 色彩計画の考え方
  4.2.2 インテリアの色彩計画
  4.2.3 屋外の色彩計画

第5章  光源と照明方式  [望月悦子]
 5.1 太陽放射
  5.1.1 光源としての太陽
  5.1.2 昼光の特性
 5.2 人工光源
  5.2.1 各種光源
  5.2.2 人工光源の特性とその記述方法
 5.3 照明方式
  5.3.1 光の作業面への到達割合による分類
  5.3.2 照明範囲による分類
  5.3.3 照明器具の形状による分類

第6章 照明計画と照明制御  [望月悦子]
 6.1 昼光照明計画
  6.1.1 太陽位置
  6.1.2 日影位置と日影時間図
  6.1.3 直射日光による照度
  6.1.4 天空光による照度(立体角投射率)
  6.1.5 昼光照度と採光性能
 6.2 人工照明計画
  6.2.1 光束法による平均照度の計算
  6.2.2  逐点法による任意の点における直接照度
の計算
 6.3 照明制御
  6.3.1 直射日光のコントロール(日よけ)
  6.3.2 人工照明制御
  6.3.3 照明設備の省エネルギー性評価
 6.4 照明シミュレーション
  6.4.1 昼光に関する標準データ
  6.4.2 光環境のシミュレーションプログラム

第7章  光環境計画
 7.1 住宅の照明  [小林茂雄]
  7.1.1 住宅にとっての光
  7.1.2 リビング・ダイニング・キッチン
  7.1.3 子供部屋・書斎・寝室
  7.1.4 浴室・洗面所
  7.1.5 玄関・廊下・外構
 7.2 オフィス  [望月悦子]
  7.2.1 日本のオフィスの現状
  7.2.2 オフィスの照明要件
  7.2.3 オフィス照明の新しい取り組み
 7.3 美術館・博物館  [小林茂雄]
  7.3.1 光環境の特徴
  7.3.2 展示物の鑑賞
  7.3.3 展示物の保護
 7.4 保健医療施設  [望月悦子]
  7.4.1 病室
  7.4.2 手術室,検査室
  7.4.3 共用空間(エントランス,待合室,廊下など)
  7.4.4 最近の取り組み
 7.5 屋外光環境  [小林茂雄]
  7.5.1 屋外照明の目的
  7.5.2 道路(自動車交通)
  7.5.3 街路(歩行者),広場,公園
  7.5.4 ライトアップ
  7.5.5 光害防止


【第2部 音環境】

第8章  建築と音  [上野佳奈子]
 8.1 音環境計画の視点
  8.1.1 騒音制御と室内音響
  8.1.2 人の活動と音環境
 8.2 建築・都市における音環境の役割
  8.2.1 音声伝送における役割
  8.2.2 音楽芸術における役割
  8.2.3 都市における騒音問題

第9章 音と聴覚
 9.1 音とは  [安田洋介]
  9.1.1 音波について
  9.1.2 基本的な物理量
 9.2 音の記述  [安田洋介]
  9.2.1 波形とスペクトル
  9.2.2 音のエネルギーなど
  9.2.3 レベル表示
  9.2.4 オクターブとオクターブバンド
 9.3 音の基本現象  [安田洋介]
  9.3.1 反射,屈折,回折,干渉
  9.3.2 吸音率と音響透過率
  9.3.3 伝搬と距離減衰
 9.4 聴覚と生理・心理  [上野佳奈子]
  9.4.1 聴覚機能
  9.4.2  音の大きさと騒音レベル(A特性音圧レベル)
  9.4.3 生理・心理効果
 COLUMN 9-1 実効値
 COLUMN 9-2 フーリエ変換
 COLUMN 9-3 反射面・吸音面の波動的な取り扱い:比音響インピーダンスと音圧反射係数
 COLUMN 9-4 大きな音とやかましい音(ノイジネス,アノイアンス)

第10章 吸音  [安田洋介]
 10.1 吸音率と吸音力(等価吸音面積)
  10.1.1 垂直入射吸音率と残響室法吸音率
  10.1.2 吸音力(等価吸音面積)
 10.2 吸音材料と吸音機構
  10.2.1 多孔質型
  10.2.2 板・膜振動型
  10.2.3 共鳴器型
 10.3 各種仕様と吸音性能
  10.3.1 多孔質型
  10.3.2 板・膜振動型
  10.3.3 共鳴器型
  10.3.4 そのほかの建築材料
 COLUMN 10-1 吸音特性の測定
 COLUMN 10-2 多孔質型吸音のあれこれ
 COLUMN 10-3 吸音機構と固有周波数

第11章 室内音響  [安田洋介]
 11.1 残響と残響時間
  11.1.1 残響
  11.1.2 拡散音場と残響時間
  11.1.3 残響時間の予測式
  11.1.4 最適残響時間
 11.2 室内音圧分布
  11.2.1 直接音と拡散音
  11.2.2 室定数を用いた計算法
 11.3 インパルス応答
  11.3.1 インパルス応答とは
  11.3.2 インパルス応答と周波数応答
 11.4 特異現象と音響障害
  11.4.1 エコー
  11.4.2 カラレーション
  11.4.3 音の焦点と死点
 COLUMN 11-1 残響時間の予測式の導出
 COLUMN 11-2 残響時間の測定
 COLUMN 11-3 室の固有振動

第12章 遮音  [朝倉 巧]
 12.1 空気伝搬音と固体伝搬音
 12.2 空気伝搬音
  12.2.1 一重壁の音響透過損失
  12.2.2 二重壁の音響透過損失
  12.2.3 総合透過損失
 12.3 固体伝搬音
  12.3.1 振動発生源から躯体へ伝搬する振動
  12.3.2 床衝撃音
 12.4 各種仕様と遮音性能
  12.4.1 壁体の遮音性能
  12.4.2 窓サッシの遮音性能

第13章 騒音・振動  [朝倉 巧]
 13.1 騒音とは
 13.2 騒音の評価
  13.2.1 等価騒音レベルと時間率騒音レベル
  13.2.2 NC 曲線
 13.3 遮音性能の評価
  13.3.1 空気音の遮断性能
  13.3.2 床衝撃音の遮断性能
 13.4 騒音・振動の防止
  13.4.1 空気音の防止
  13.4.2 固体音の防止
 COLUMN 13-1 騒音計とその機能
 COLUMN 13-2 音響透過損失の測定
 COLUMN 13-3 先端改良型遮音壁
 COLUMN 13-4 塀による減衰効果の計算

第14章 音環境計画  [上野佳奈子]
 14.1 学校
  14.1.1 施設の配置計画
  14.1.2 諸室に必要な音響性能と設計の概略
 14.2 コンサートホール
 14.2.1 ホールに求められる音響効果
 14.2.2 室内音響設計の概略
 14.3 さまざまな空間の音環境計画の視点
  14.3.1 公共空間(駅・空港・商業施設など)
  14.3.2 ワークスペース(オフィス・図書館など)
  14.3.3 スピーチプライバシーが求められる空間
  14.3.4 都市空間
 COLUMN 14-1 さまざまな室内音響指標
 COLUMN 14-2 電気音響設備
 COLUMN 14-3 音響模型実験と音響数値シミュレーション

さらに学習するための文献紹介
演習問題の解答と解説
索引