BOOK SEARCH
光学ライブラリー 1 回折と結像の光学
内容紹介
光技術の基礎は回折と結像である。理論の全体を体系的かつ実際的に解説し，最新の問題まで扱う〔内容〕回折の基礎／スカラー回折理論における結像／収差／ベクトル回折／光学的超解像／付録（光波の記述法／輝度不変／ガウスビーム他）／他
編集部から
光学ライブラリー
シリーズ編集 黒田和男・武田光夫
○物理学の一分野として発展し続ける“光学”の神髄を平易に説き明かす
○光科学の最先端から光設計の技術の最新の成果までを、各巻で展開。
◎既刊一覧（各Ａ5判、2016年11月現在）
１．回折と結像の光学
渋谷眞人・大木裕史 著
240頁 定価（本体4,800円＋税）(13731-6)
２．光物理学の基礎─物質中の光の振舞い─
江馬一弘 著
212頁 定価（本体3,600円＋税）(13732-3)
３．物理光学―媒質中の光波の伝搬―
黒田和男 著
224頁 定価（本体3,800円＋税）(13733-0)
４．光とフーリエ変換
谷田貝豊彦 著
196頁 定価（本体3,600円＋税）(13734-7)
５．デジタルイメージング
歌川健 著
208頁 定価（本体3,600円＋税）(13735-4)
６．分光画像入門
伊東一良 編著
176頁 定価（本体3,400円＋税）(13736-1)
７．ディジタルホログラフィ 最新刊
早崎芳夫 編著
152頁 定価（本体3,000円＋税）(13737-8)
目次
1. 回折の基礎
1.1 波動の表記法
1.2 回折積分と点像分布
1.3 キルヒホッフ回折積分とスカラー結像理論
2. スカラー回折理論における結像
2.1 アッベの結像理論と正弦条件
2.2 コヒーレント結像
2.3 部分コヒーレント結像
2.4 インコヒーレント結像
2.5 臨界照明とケーラー照明，照明系に要求される収差
2.6 光源のコヒーレンス
2.7 フレネルナンバー
2.8 EPSF
2.9 走査型結像光学系
2.10 像のサンプリング
3. 収差の考慮
3.1 波面収差
3.2 波面収差の計算方法
3.3 Zernike多項式による波面収差の表現法
3.4 波面収差の計測方法
3.5 偏光特性を考慮した結像
4. ベクトル回折理論における結像
4.1 スカラー回折理論の限界
4.2 物体面におけるベクトル回折
4.3 像面におけるベクトル回折
4.4 レーザー走査光学系におけるベクトル回折理論を用いた結像
4.5 ベクトル回折理論における補正
4.6 スカラー回折理論における補正
5. 光学的超解像
5.1 超解像の定義と分類
5.2 コントラスト向上技術
5.3 共焦点走査光学系
5.4 近接場光の応用
5.5 物体の非線形応答を用いた超解像
5.6 光の量子的な性質を用いた超解像技術
付 録
索 引
執筆者紹介
【編集】
黒田 和夫
武田 光夫
【著者】
渋谷 眞人（東京工芸大学）
大木 裕史(ニコン）
