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最終更新日:2019.08.06

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生命科学概論 (第2版) ―環境・エネルギーから医療まで―

生命科学概論

B5/164ページ/2019年03月05日
ISBN978-4-254-17169-3 C3045
定価2,916円(本体2,700円+税)

早稲田大学先進理工学部生命医科学科 編

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紀伊國屋書店 旭屋倶楽部 東京都書店案内

理工系のための,一冊で生命科学の全体像をつかめる入門的テキスト。
〔序文より〕
 本書は,早稲田大学先進理工学部生命医科学科が平成19年4月に開設されて以来開講してきた講義科目「生命科学概論」の内容をまとめたものである.日進月歩の生命科学に対応するために,本書はこのたび第2版を上梓する運びとなった.改訂版においても初版の際の精神に基づき,これまでの生命科学の発展の歴史とそこから得られた基礎的な知見を学ぶとともに,現代の生命科学が抱える課題や,生命科学が今後向かうべき方向性について問題を提起し,読者とともに考えて議論することを目指している.
 本書は14章のトピックスから構成される.最初の6章は生命の基本的な仕組みについて総覧するものであり,生命とは何かを問う基礎科学としての生命科学に焦点を当てた.その後の章では,遺伝子工学の基礎と具体的な応用について,また生命科学の環境問題,エネルギーおよび医療への応用について,可能な限り先端的な内容を紹介するよう努めた.
 本書が総覧するように,生命科学は今日,理学的な基礎研究と,医学あるいは農学的な応用研究を両輪として大きな拡がりを見せており,その発展は今後も加速すると思われる.しかし,これほど多くの先人が理学的な研究を重ねた今日でも,我々はまだ生物のすべてを理解したとはいえず,現代の知識と技術で人工細胞を作ろうとしても天然の細胞には遠く及ばない.我々は生命の「何を理解していないのか」を真剣に考える必要がある.(後略)

執筆者一覧

編集 早稲田大学先進理工学部生命医科学科
執筆
朝日 透(早稲田大学先進理工学部生命医科学科)
石井義孝(早稲田大学バイオプロダクション研究プロジェクト)
井上貴文(早稲田大学先進理工学部生命医科学科)
大坂利文(東京女子医科大学医学部医学科)
大島登志男(早稲田大学先進理工学部生命医科学科)
岡村好子(広島大学大学院先端物質科学研究科)
城戸 隆(株式会社Preferred Networks)
合田亘人(早稲田大学先進理工学部生命医科学科)
佐藤政充(早稲田大学先進理工学部生命医科学科)
澤村直哉(早稲田大学ナノ・ライフ創新研究機構)
重谷安代(東京慈恵会医科大学解剖学講座)
仙波憲太郎(早稲田大学先進理工学部生命医科学科)
武岡真司(早稲田大学先進理工学部生命医科学科)
武田直也(早稲田大学先進理工学部生命医科学科)
竹山春子(早稲田大学先進理工学部生命医科学科)
田中 剛(東京農工大学大学院工学研究院)
常田 聡(早稲田大学先進理工学部生命医科学科)
細川正人(早稲田大学理工学術院総合研究所)
南沢 享(東京慈恵医科大学細胞生理学講座)
吉野知子(東京農工大学大学院工学研究院)

目次

I.基礎編
1.生命と生命科学
 1.1生命とは何か
 1.2生体を構成する三大生体高分子
2.遺伝と遺伝物質
 2.1遺伝学の歴史
 2.2遺伝子の構造
 2.3染色体の受けつがれ方
 2.4ヒトの遺伝
3.細胞の構造と各部の役割:組織の構造
 3.1細胞の基本構造と分類
 3.2細胞膜の構造
 3.3細胞小器官の種類と構造
 3.4細胞骨格
 3.5細胞間結合
 3.6細胞外マトリックス
 3.7動物組織の構造
4.生命機能維持のためのエネルギー代謝
 4.1代謝とは
 4.2すべての細胞に存在する共通のエネルギー産生システム:解糖系
 4.3TCA回路におけるNADH産生:爆発的なエネルギー産生への序曲
 4.4電子伝達系と酸化的リン酸化によるATP産生
 4.5光合成とカルビン回路
5.生命の誕生から死まで:生殖,発生と分化,老化と寿命
 5.1生殖と減数分裂
 5.2個体の器官形成,分化
 5.3細胞分化と幹細胞
 5.4プログラムされた細胞死
 5.5老化・寿命
6.生物の進化
 6.1生命の誕生―自然発生説から微生物の発見まで
 6.2化学進化説
 6.3新しい化学進化説
 6.4原始生物の誕生
 6.5真核生物の初期進化と共生説
 6.6ミトコンドリア・イブ
 6.7生物の多様性
 6.8ヘッケルによる発生反復説
 6.9脊椎動物のかたちの拘束と進化
 6.10相同性を破壊する進化的新機軸
7.遺伝子工学の基礎
 7.1遺伝子工学の利用
 7.2組換えDNA
 7.3DNA合成反応の原理
 7.4逆転写酵素
 7.5PCR法による遺伝子増幅
 7.6制限酵素とDNAリガーゼ
 7.7塩基配列決定法(DNAシークエンシング法)
 7.8抗体によるタンパク質の検出
 7.9組換え遺伝子の細胞内導入
 7.10遺伝子組換え・遺伝子改変生物
 7.11遺伝子工学から発生・再生工学へ

供ケ用編1―生活―
8食品・医薬品と生物
 8.1発酵食品
 8.2遺伝子組換え食品
 8.3医薬品の開発
9環境と生物
 9.1生態系のしくみ
 9.2物質循環と生命活動
 9.3環境汚染と生態系
 9.4生物機能と環境浄化
10エネルギー資源と生物
 10.1人類とエネルギーの関わり
 10.2エネルギー資源
 10.3バイオエネルギーとエネルギー収支,二酸化炭素収支

掘ケ用編2―医療―
11先端バイオ計測
 11.1塩基配列解読装置(シークエンサー)の技術革新
 11.2マイクロアレイ技術による生体分子の計測
 11.3微量分析のための先端技術開発
12生命科学と医療
 12.1疾患
 12.2生命科学の最先端
 12.3死と生
13ゲノム科学と医療
 13.1ヒトゲノム計画
 13.2ヒトゲノムの概要
 13.3比較ゲノミクス
 13.4ゲノムと個別化医療
 13.5生物が多様であること
 13.6パーソナルゲノムと情報解析
 13.7パーソナルゲノムと倫理
14先端バイオテクノロジーによる医薬品・再生医療等製品・医療機器の開発
 14.1先端バイオテクノロジーによる医薬品の開発
 14.2ドラッグデリバリーシステム
 14.3医療機器とバイオマテリアル