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シリーズ〈応用動物科学/バイオサイエンス〉 9 癒傷の生物学 (普及版) ―傷はどのように治るか―
竹内 重夫(著)
内容紹介
「自分を修復する」ことが生物最大の特徴である。生物の修復=癒傷のしくみを分子・細胞から解説。〔内容〕動物の自己修復能/皮膚の癒傷(皮膚の構造・癒傷の過程他)/細胞の運動(細胞骨格・運動の方向他)/再表皮化(形態学・上皮細胞他)/他
編集部から
目次
1 自己修復
1 多細胞動物の自己修復能
2 自己修復過程の分類
2 皮膚の癒傷
1 皮膚の構造―表皮と真皮
2 癒傷の過程
3 癒傷過程の開始―血液凝固と炎症
4 再表皮化―表皮の移動
5 真皮の再構成
3 細胞の運動
1 動物細胞の運動
2 細胞運動の観察
3 細胞の運動―アーバークロンビイ一派の研究
4 細胞骨格
5 匍匐運動の機構
6 運動の支点―細胞の足
7 細胞運動の方向
8 運動の停止―細胞の社会的行動
4 再表皮化
1 上皮細胞の移動の場
2 実験形態学的な研究
3 上皮移動の強調性
4 隔時映画撮影による上皮運動の観察
5 上皮細胞の足―落射干渉顕微鏡による観察
6 上皮細胞の細胞骨格
7 上皮細胞の機構
8 再表皮化の完了
あとがき
参考文献
索 引