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最終更新日:2017.05.16

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シリーズ: 現代民俗誌の地平

越境 (普及版)

越境

A5/260ページ/2012年08月25日
ISBN978-4-254-50531-3 C3339
定価3,132円(本体2,900円+税)

篠原徹 編

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紀伊國屋書店 旭屋倶楽部 東京都書店案内

様々な「越境」という現象を通して,現代の生活と民俗の世界を照射する。〔内容〕越境する民俗の現代的意味/越境都市―下関/都会の葬儀・古座の葬儀/遠洋漁業/山あてとGPS/山に生きる女性たち/もう一つの農の風景―市民農園/他

目次

総論 越境する民俗の現代的意味
 [海域の越境]
 第一章 境界都市の民俗学
 ―下関の朝鮮半島系住民たち
  一 集住地域の暮らし
  二 ポッタリチャンサの世界
 [国家の越境]
 第二章 越境する葬儀
 ―日本におけるエンバーミング
  一 アメリカにおけるエンバーミング
  二 日本におけるエンバーミングの導入
  三 エンバーミングの目的
  四 エンバーミングをおこなう葬祭業者の事例
  五 葬儀におけるエンバーミング
  六 エンバーミングの行方
 [領城の越境]
 第三章 遠洋漁業と越境の論理
 ―近代における底はえ縄漁師の漁場認識の事例から
 一 底はえ縄漁による戦前の遠洋漁業
 二 底はえ縄漁師にとっての漁場拡大の論理
 [伝統の越境]
 第四章 現代を炭焼きとして生きぬく
 一 紀州備長炭
 二 南部川村と炭焼き
 三 炭焼きの経営形態―「賃焼き」、「什込み」、「自営」
 四 梅栽培との兼業
 五 炭を焼く人
 六 炭焼きを「選んだ」人たち―四〇代以下の若い世代
 七 炭焼きを「選ばざるをえなかった」人たち―五、六〇代以上の世代
 八 炭焼きの個人史(一)炭焼き専業から梅栽培との兼業へ
 九 炭焼きの個人史(二)炭焼きをきわめる
 十 炭焼きの個人史(三)もっとも先鋭的な炭焼き
 十一 貸焼きの「焼き子」から自常の「経営者」 へ
 十二 炭焼きのおもしろさ
 [規範の越境]
 第五章 闘いをうみだす技法
 ―北部九州A市の闘鶏
 一 トリの飼育
 二 トリの挙動の弁別
 三 大 会
 四 議 論
 [性の越境]
 第六章 山に生きる女たち
 一 これまでの研究
 二 山仕事をしている人たち
 三 山仕事をはじめたきっかけ
 四 自分のペースで仕事ができる
 五 自分の意見をだせる
 六 いっしょに仕事をしているなかまと話す
 七 女たちへの負担
 八 妻としての役目のなかでの山仕事
 [技術の越境]
 第七章 越境する「安全」の技術
 ―その言説化と身体化をめぐって
  一 高度経済成長とその裏面
  二 「安全」 の導入と「安全」言説の形成
  三 創られる労災イメージと「安全」教育の励行
 [技術の越境]
 第八章 ヤマアテとGPS
  ―技術を越境する漁師たち
  一 移り変わる漁撈技術
  二 琵琶湖沖島でのゴリ底曳網漁
  三 ゴリ底曳網漁の操業活動と漁場利用
  四 共振する新・旧の漁撈技術
  五 技術の発展が意味するもの
 [生業の越境]
 第九章 個人のこころみがささえる生業変容
  ―沖縄県久高島における生業活動の変遷の過程から
  一 陸にあがった漁師
  二 出稼ぎの島久高
  三 「漁業」の誕生と技術革新
  四 若者のUターンと創意工夫
  五 分析と考察
 [生業の越境]
 第十章 もうひとつの農の風景
  ―市民農園に集う人びと
  一 市民農園とはなにか
  二 市民農園における農
  三 市民農園の志向するもの
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