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最終更新日:2017.10.16

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シリーズ: 現代民俗誌の地平 2

権力 (普及版)

権力

A5/232ページ/2012年08月25日
ISBN978-4-254-50532-0 C3339
定価3,132円(本体2,900円+税)

赤坂憲雄 編

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紀伊國屋書店 旭屋倶楽部 東京都書店案内

これまで民俗学ではほとんど扱われてこなかった「権力」というキーワードに取り組む意欲作〔内容〕ムラの選挙と民主主義/ムラと農協の有機的関係/王権にまなざされた島/民謡の出現とメディア/同族神の地政学/狩猟・市場経済・国家/他

目次

総論 権力をめぐる民俗誌は可能か
 一 民俗学の愉しさについて
 二 ムラの政治の影が射して
 三 民俗誌の初志はどこにあるか
第一章 狩猟・市場経済・国家
 −帝国戦時体制下における軍部の毛皮市場介入
 一 国際毛皮市場の動向と日本
 二 軍部の市場介入
 三 国策としての狩猟
 四 狩猟集落の変容
第二章 民俗としてのムラの選挙と民主主義
 −甲州からの事例報告
 一 ムラ祭りとしての選挙
 二 ムラの体面
 三 ムラの平和と調整
第三章 ムラと農協をめぐる有機的関係と主導権
 −ある甘藷生産集団の活動誌
 一 問題の所在 -ムラと農協
 二 甘藷生産集団から見た農協-茨城県牛久市の事例
 三 まとま−主導権を持った下部組織から農協へのアクション
第四章 戦時下の郷土食研究をどう評価するか
 一 決戦下の「郷土食」
 二 「郷土食」 の理念
 三 「貧しさの象徴」だった郷土食
 四 うらはらの郷土食研究
第五章 民謡を出現させた権力とメディア
 −「能登麦屋節」を中心として
 一 民謡と近代
 二 能登麦屋節の生成(1)−戦前
 三 能登麦屋節の生成(2)−戦後の民謡の創出
 四 民謡が生成する位相
第六章 芸能のポピュラリティーと演者の実践
 −浪曲師・天龍三郎の口演空間の獲得史
 一 家族・入門・師弟−一〇代における興行の経験
 二 経験されるメディア、戦地で求められる演芸
  −プロとして「国民」としての二〇代
 三 復員後の浪曲界と新しい試み
第七章 同族神の地政学
 −地主と大将軍
 一 権力装置としての同族神
 二 神の申し子 −開拓伝承と村落構造
 三 地主と地主神
 四 物語られた大将軍の栄光と悲惨
 五 貴種流離譚の行方
第八章 王権にまなざされた島
 −沖縄・久高島
 一 久高島と王権
 二 村落祭祀組織
 三 八月行事と王権−ヨーカピーとテーラーガーミを中心に
第九章 「民俗誌」というささやかな初志について・ノート
 −その幻想のありかと来歴にまつわる、極私的考察:
 一 改めて、いま、「民俗誌」を語ることの意味
 二 柳田国男の構想と、現前化しなかった初志
 三 「民俗誌」に向かうための条件
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