運動生理学20講 (第2版)

勝田 茂(編著)

勝田 茂(編著)

定価 3,740 円(本体 3,400 円+税)

B5判/164ページ
刊行日:1999年04月10日
ISBN:978-4-254-69032-3 C3075

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内容紹介

好評を博した旧版を全面改訂。全体を20章にまとめ,章末には設問を設けた。〔内容〕骨格筋の構造と機能/筋力と筋パワー/神経系による運動の調節/運動時のホルモン分泌/運動と呼吸・心循環/運動時の水分・栄養摂取/運動と発育発達/他

編集部から

目次

1. 骨格筋の構造と機能
 1.1 骨格筋の構造
 1.2 興奮収縮連関
 1.3 骨格筋線維のタイプ分類
 1.4 筋線維タイプとミオシン重鎮成分
 1.5 筋線維タイプとスポーツ
 1.6 筋線維組成およびMHCアイソフォームの変化
 1.7 筋線維タイプの推定
2. 筋力と筋パワー
 2.1 筋収縮の様式
 2.2 筋力に影響する因子
 2.3 固有筋力
 2.4 筋パワー
 2.5 さまざまなトレーニングに伴う筋力の変化
3. 神経系による運動の調節
 3.1 神経系の構造
 3.2 ニューロンの構造と機能
 3.3 運動単位の特性
 3.4 筋力調節
 3.5 反射運動における神経系の調節
 3.6 随意運動における神経系の調節
4. 運動と筋ATP代謝
 4.1 ATP
 4.2 エネルギー供給系
 4.3 持久的トレーニングと筋エネルギー代謝
 4.4 スプリントトレーニングと筋エネルギー代謝
5. 運動時のホルモン分泌
 5.1 ホルモン分泌と視床下部調節
 5.2 運動とストレスホルモン
 5.3 運動ストレスと脳
 5.4 運動適応とホルモン作用
6. 運動時の糖質・脂質・蛋白質代謝とホルモン作用
 6.1 糖質代謝の概要
 6.2 脂質代謝の概要
 6.3 蛋白質代謝の概要
 6.4 糖質・脂質・蛋白質代謝の相互補完関係
 6.5 運動時の代謝とホルモン作用
7. 筋の肥大と損傷
 7.1 筋肥大のメカニズム
 7.2 筋損傷のメカニズム
8. 運動と呼吸・心循環
 8.1 肺換気のメカニクス
 8.2 死腔と肺胞換気量
 8.3 呼吸の調節機構
 8.4 運動時の肺換気量とトレーニング
 8.5 有酸素運動パフォーマンスの制限因子としての換気能力
 8.6 心筋の特性
 8.7 刺激伝達系(特殊心筋)
 8.8 循環する血液
 8.9 神経性の心拍調節機構
 8.10 体液性の心拍調節機構
 8.11 スポーツ心臓
 8.12 運動性貧血
9. 運動と末梢循環
 9.1 運動と血流配分
 9.2 運動中の血流変化の調節
 9.3 血流量に影響を与える因子
 9.4 トレーニングによる血流量の変化
 9.5 末梢循環の構造
 9.6 毛細血管とトレーニング
 9.7 毛細血管の新生
 9.8 末梢でのガス交換
10. 乳酸と高強度運動時のエネルギー代謝
 10.1 いわゆるATの概念
 10.2 Lactate shuttleの概念
 10.3 乳酸が生成されるような高強度運動時の他の代謝産物
 10.4 高強度運動時のATP供給系
 10.5 インターバル高強度運動中のエネルギー代謝
 10.6 トレーニングおよび加齢が高強度運動時の代謝に及ぼす影響
 10.7 酸素利用能力と基質利用との関係
11. 運動と酸化ストレス
 11.1 酸素と酸素ストレス:活性酸素、フリーラジカルとは何か?
 11.2 生体での活性酸素の生成
 11.3 活性酸素の消去
 11.4 運動と活性酸素
12. 運動と骨代謝
 12.1 骨量に及ぼす運動の効果
 12.2 組織および細胞レベルからみた運動の効果
 12.3 運動・不活動・宇宙飛行とモデリング・リモデリング
 12.4 運動の効果を媒介・修飾する要因
 12.5 運動の力学的ストレスを介した骨量変化のメカニズム
13. 運動と環境
 13.1 高地環境
 13.2 微小重力環境
14. 運動時の水分・栄養摂取
 14.1 栄養の概念と栄養素の働き
 14.2 栄養と身体の構成
 14.3 運動時の水分補給
 14.4 運動時の糖補給
 14.5 運動時の栄養補助食品の補給
15. 運動処方
 15.1 健康と運動との関係
 15.2 運動処方
16. 運動と生活習慣病
 16.1 肥満と運動
 16.2 高脂血症と運動
 16.3 高血圧と運動
 16.4 糖尿病と運動
17. 運動と発育発達
 17.1 呼吸循環系の発達パターン
 17.2 成長期における呼吸循環系能力の特徴
 17.3 成長期におけるトレーナビリティ
 17.4 成長期における身体活動水準と有酸素的能力の関係
 17.5 筋系の発育発達パターン
 17.6 成長期における筋力、筋パワーの特徴
 17.7 成長期におけるトレーナビリティ(筋と神経系におけるトレーニング効果)
18. 加齢と運動
 18.1 加齢に伴う呼吸循環系機能の変化
 18.2 有酸素的能力の低下に対するトレーニングの効果
 18.3 加齢による神経・筋の変化
 18.4 神経・筋の変化に対するトレーニング効果
 18.5 加齢による骨の変化と運動の効果
19. トップアスリートの特性
 19.1 筋肉の非侵襲的分析法
 19.2 MRIによる一流選手における筋の形態的特徴
 19.3 MRIによるジュニア選手における筋の形態的特徴
 19.4 MRSによる筋エネルギー代謝とトレーニング状態の関係
 19.5 呼吸循環器系における特性
 19.6 スポーツパフォーマンスと遺伝
20. オーバートレーニング
 20.1 トレーニング
 20.2 筋疲労
 20.3 オーバートレーニングの症状
 20.4 子どもの問題
 20.5 女性の問題
21. 索  引

執筆者紹介

【編集者】勝田 茂
【執筆者】秋間 広,麻場一徳,稲木光晴,石原昭彦,奥本 正,大石康晴,大森 肇,金尾洋治,狩野 豊,久野譜也,酒井俊郎,志手典之,七五三木聡,征矢英昭,高橋英幸,田中 守,中村友浩,宮田浩文,満園良一,山口明彦,和田正信

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