紙の文化事典

尾鍋 史彦(総編集)/伊部 京子松倉 紀男丸尾 敏雄(編)

尾鍋 史彦(総編集)/伊部 京子松倉 紀男丸尾 敏雄(編)

定価 17,600 円(本体 16,000 円+税)

A5判/592ページ
刊行日:2006年02月20日
ISBN:978-4-254-10185-0 C3540

ネット書店で購入する amazon e-hon 紀伊國屋書店 honto Honya Club Rakutenブックス

書店の店頭在庫を確認する 紀伊國屋書店 旭屋倶楽部

内容紹介

人類の最も優れた発明品にして人間の思考の最も普遍的な表現・伝達手段「紙」。その全貌を集大成した本邦初の事典。魅力的なコラムを多数収載。〔内容〕歴史(パピルスから現代まで,紙以前の書写材料,他)/文化(写経,平安文学,日本建築,木版画,文化財修復,ホビークラフト,他)/科学と技術(洋紙,和紙,非木材紙,機能紙,他)/流通(大量生産型,少量生産型)/環境問題(パルプ,古紙,他)/未来(アート,和紙,製紙,他)/資料編(年表,分類,規格,他)/コラム(世界一薄い紙,聖書と紙,他)

編集部から

目次

第1章 はじめに
第2章 紙の歴史
 2.1 概論
 2.2 紙以前の紙・書写材料
 2.3 紙の伝来と和紙の発達
 2.4 日本の製紙産業の発達史
 2.5 ヨーロッパにおける紙の歴史と文化
 2.6 アメリカ合衆国における紙の歴史と文化
 2.7 アジアにおける紙の歴史と文化
 2.8 アフリカにおける紙の歴史と文化
 2.9 ラテンアメリカにおける紙の歴史と文化
 2.10 オセアニアにおける紙の歴史と文化
第3章 紙の文化
 3.1 概論
 3.2 紙と日本文化
 3.3 紙の伝来
 3.4 平安文学と紙
 3.5 武家社会と紙
 3.6 江戸時代の紙
 3.7 明治時代以降の紙
 3.8 現代の紙
 3.9 本の世界
 3.10 紙と包装文化
第4章 紙の科学と技術
 4.1 概論
 4.2 洋紙の科学と技術
 4.3 和紙の科学と技術
 4.4 新しい紙の科学と技術
第5章 紙・板紙の流通
 5.1 紙流通の歴史
 5.2 紙・板紙の流通機構
 5.3 少量生産型の紙、和紙の課題
第6章 紙をめぐる環境問題
 6.1 概論
 6.2 パルプの製造に伴う問題
 6.3 紙の製造に伴う問題
 6.4 資源・環境問題からみた古紙
 6.5 紙の白さと環境、文化の関係
 6.6 包装材料としての紙と環境問題
第7章 紙の将来
 7.1 概論
 7.2 ペーパーアートの将来
 7.3 和紙の将来
 7.4 製紙産業の将来
 7.5 製紙技術の将来
 7.6 メディアとしての紙の将来
 7.7 包装材料としての紙の将来
第8章 紙のデータ集
 8.1 紙に関する年表
 8.2 紙パルプの統計分類
 8.3 紙の試験規格
 8.4 紙の試験方法
 8.5 紙の情報源
 8.6 主な製紙会社のリスト
おわりに―「紙の文化学」の提案
索引

執筆者紹介

関連情報

ジャンル一覧

ジャンル一覧

  • Facebook
  • Twitter
  • 「愛読者の声」 ご投稿はこちら 「愛読者の声」 ご投稿はこちら
  • EBSCO eBooks
  • eBook Library