フォーブス 古代の技術史 (中) ―土木・鉱業―

R.J. フォーブス(著)/平田 寛道家 達将大沼 正則栗原 一郎矢島 文夫(監訳)

R.J. フォーブス(著)/平田 寛道家 達将大沼 正則栗原 一郎矢島 文夫(監訳)

定価 17,600 円(本体 16,000 円+税)

A5判/736ページ
刊行日:2004年08月28日
ISBN:978-4-254-10592-6 C3340

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内容紹介

文明の成立に不可欠な様々な大型技術:水の供給と動力の利用,交通手段の整備,鉱山からの採掘等を解説〔内容〕給水/灌漑と排水/動力/陸上交通と道路建設/ラクダの出現/古代の地質学/古代の鉱業と採石業/古代の採掘技術/熱と加熱

編集部から

目次

1. 給水
 1.1 天然の水源
 1.2 井戸
 1.3 貯水と貯水槽
 1.4 溝渠水道と配水管,下水道
 1.5 古代パレスチナのシンノール
 1.6 カナート,水道の起源
 1.7 ギリシアの水道とサイフォン
 1.8 ローマ帝国の水道
 1.9 ローマの給水施設の配置と機構
 1.10 市内の諸設備と配管
 1.11 水質検査と浄化
 1.12 中世の給水施設
   略年表:給水の歴史
2. 灌漑と排水
 2.1 はじめに
 2.2 灌漑システム
 2.3 灌漑と古代社会
 2.4 灌漑の始まり
 2.5 古代における段々畑の灌漑
 2.6 古代インドの灌漑
 2.7 古代中国の灌漑
 2.8 古代メソポタミアの灌漑
 2.9 古代エジプトの灌漑
 2.10 揚水の方法
 2.11 古代ギリシア・ローマの灌漑と排水
 2.12 中性の灌漑と排水
 2.13 堤防,風車,水門
   略年表:灌漑と排水の記録
3. 動力
 3.1 はじめに
 3.2 奴隷と牽引具をつけた家畜
 3.3 ギリシア型あるいはノルウェー型水車と水力タービン
 3.4 水平(軸)式水車
 3.5 製粉用水車の導入
 3.6 水車の導入を遅らせた原因
 3.7 船の外輪と浮き水車
 3.8 水車の導入と専門化
 3.9 東方の風車
 3.10 西洋の風車の発展
4. 陸上交通と道路建設
 4.1 はじめに
 4.2 ペルシア帝国の陸上交通
 4.3 ギリシア世界の交通
 4.4 ローマ帝国の道路の発展
 4.5 ローマ時代の道路の材料と構造
 4.6 道路と交通の管理および財政
 4.7 小世の道路と交通
 4.8 都市の道路と都市交通
   略年表:ローマの道路祉設(125年まで)
5. ラクダの出現
 5.1 序と博物誌
 5.2 エジプトの場合
 5.3 北アフリカの場合
 5.4 シリア・パレスチナ地域の場合
 5.5 メソポタミアの場合
 5.6 アラビアの場合
 5.7 結諭
6. 古代の地質学
 6.1 はじめに
 6.2 古代の地質学の領域
 6.3 地球の変貌
 6.4 地質営力としての海,水,川
 6.5 堆積作用,侵食作用,削剥作用
 6.6 地震とそれに関連する現象
 6.7 火山
 6.8 化石と進化
 6.9 金属と鉱石の起源
 6.10 鉱物と鉱石の分類
7. 古代の鉱業と採石業
 7.1 はじめに
 7.2 探鉱
 7.3 古典古代以前の採掘
 7.4 ギリシアの採掘
 7.5 ローマの採掘
 7.6 古代の採石
8. 古代の採掘技術
 8.1 鉱夫の用具
 8.2 立て坑掘りと掘り通し
 8.3 採集と運搬
 8.4 照明,換気,排水
 8.5 鉱石の仕上げ
 8.6 鉱夫の社会的・法的地位
 8.7 宝石と準宝石
9. 熱と加熱
 9.1 はじめに
 9.2 火の起源と生産
 9.3 古代の燃料
 9.4 家屋の暖房
 9.5 ローマのハイポコースト
 9.6 ハイポコーストの考察と実験
 9.7 火と食物
 9.8 工業用の炉
 9.9 送風機,吹きざお,ふいご
人名索引
地名索引
事項索引

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