数理統計学ハンドブック

豊田 秀樹(監訳)

豊田 秀樹(監訳)

定価 25,300 円(本体 23,000 円+税)

A5判/784ページ
刊行日:2006年07月06日
ISBN:978-4-254-12163-6 C3541

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内容紹介

数理統計学の幅広い領域を詳細に解説した「定本」。基礎からブートストラップ法など最新の手法まで〔内容〕確率と分布/多変量分布(相関係数他)/いくつかの特別な分布(ボアソン分布/t分布他)/不偏性,一致性,極限分布(確率収束他)/基本的な統計的推測法(標本抽出/χ2乗検定/モンテカルロ法他)/最尤法(EMアルゴリズム他)/十分性/仮説の最適な検定/正規モデルに関する推測/ノンパラメトリック統計/ベイズ統計/線形モデル/付録:数学/RとS-PLUS/分布表/問題解。

編集部から

目次

1. 確率と分布
 1.1 はじめに
 1.2 集合論
 1.3 確率集合関数
 1.4 条件付き確率と独立
 1.5 確率変数
 1.6 離散型確率変数
 1.7 連続型確率変数
 1.8 確率変数の期待値
 1.9 特別な期待値
 1.10 重要な不等式
2. 多変量分布
 2.1 2つの確率変数の分布
 2.2 2変量確率変数に対する変数変換
 2.3 条件付き分布と期待値
 2.4 相関係数
 2.5 確率変数の統計的独立性
 2.6 複数の確率変数への拡張
 2.7 変数変換:確率ベクトル
3. いくつかの特別な分布
 3.1 2項分布とその関連分布
 3.2 ポアソン分布
 3.3 ガンマ分布・カイ2乗分布・ベータ分布
 3.4 正規分布
 3.5 多変量正規分布
 3.6 t分布およびF分布
 3.7 混合分布
4. 不偏性,一致性,極限分布
 4.1 関数の期待値
 4.2 確率収束
 4.3 分布収束
 4.4 中心極限定理
 4.5 多変量分布の漸近的性質*
5. 基本的な統計的推測法
 5.1 標本抽出と統計量
 5.2 順序統計量
 5.3 分布の許容限界*
 5.4 その他の信頼区間
 5.5 仮説検定概論
 5.6 統計的検定に関する追加事項
 5.7 カイ2乗検定
 5.8 モンテカルロ法
 5.9 ブートストラップ法
6. 最尤法
 6.1 最尤推定
 6.2 ラオ・クラメールの下限および効率
 6.3 最尤検定
 6.4 母数が複数の場合の推定
 6.5 母数が複数の場合の検定
 6.6 EMアルゴリズム
7. 十分性
 7.1 推定量の質の指標
 7.2 母数の十分統計量
 7.3 十分統計量の特性
 7.4 完備性と一意性
 7.5 分布の指数クラス
 7.6 母数の関数
 7.7 母数が複数の場合
 7.8 最小十分性および補助統計量
 7.9 十分性,完備性,および独立性
8. 仮説の最適な検定
 8.1 最強力検定
 8.2 一様最強力検定
 8.3 尤度比検定
 8.4 逐次確率比検定
 8.5 ミニマックス法と分類法
9. 正規モデルに関する推測
 9.1 2次形式
 9.2 1要因分散分析
 9.3 非心カイ2乗分布と非心F分布
 9.4 多重比較
 9.5 分散分析
 9.6 回帰の問題
 9.7 独立性の検定
 9.8 特定の2次形式の分布
 9.9 特定の2次形式の独立性
10. ノンパラメトリック統計
 10.1 位置モデル
 10.2 標本中央値と符号検定
 10.3 ウィルコクスンの符号付き順位
 10.4 マン・ホイットニー・ウィルコクスン法
 10.5 一般順位得点
 10.6 適応的な方法
 10.7 単純線形モデル
 10.8 関連の指標
11. ベイズ統計
 11.1 主観確率
 11.2 ベイズ法
 11.3 ベイズ統計学の用語と考え方についての続き
 11.4 ギブスサンプラー
 11.5 近年のベイズ統計における手法
12. 線形モデル
 12.1 頑健の概念
 12.2 傾きの最小2乗推定量とウィルコクスン推定量
 12.3 線形モデルのLS推定
 12.4 線形モデルのウィルコクスン推定
 12.5 一般線形仮説の検定

付録
 A 数学
 B RとS-PLUSの関数
 C 分布に関する表
 D 文献
 E 練習問題略解

索引
 日本語索引
 英語索引

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