医学統計学シリーズ 3 新版 Cox比例ハザードモデル

中村 剛(著)

中村 剛(著)

定価 3,960 円(本体 3,600 円+税)

A5判/208ページ
刊行日:2018年10月25日
ISBN:978-4-254-12884-0 C3341

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内容紹介

生存時間を評価する手法を解説。好評の旧版に競合リスクなどを加筆。〔内容〕生存時間データ解析とは/KM曲線とログランク検定/Cox比例ハザードモデルの目的/比例ハザード性の検証と拡張/モデル不適合の影響と対策/部分尤度と全尤度/競合リスク/クロスする生存率曲線

編集部から

○改訂にあたって
・6.9節「死因が複数ある場合」を大幅に拡充。
・7章「競合リスク」,8章「クロスする生存率曲線」の2章を新規追加。

目次

新版への序

1. 生存時間データ解析とは
 1.1 生存時間関数
 1.2 ハザード
 1.3 センサー標本
 練習問題
2. KM曲線とログランク検定
 2.1 まえがき
 2.2 Kaplan-Meier (KM)法
 2.3 ログランク検定
 2.4 層別ログランク検定
 2.5 k標本ログランク検定
 2.6 傾向性の検定
 練習問題
3. Cox比例ハザードモデルの目的
 3.1 Cox モデルの使用例
 3.2 比例ハザードモデル
 3.3 回帰係数推定のための部分尤度法
 3.4 生存率曲線
 3.5 変数選択
 3.6 時間依存型共変量
 3.7 交互作用効果
 3.8 必要sample size の計算法
 練習問題
4. 比例ハザード性の検証と拡張
 4.1 まえがき
 4.2 log-log プロットと層別
 4.3 Time関数を利用した適合度検定
 4.4 非線形性と折れ線ハザード
 練習問題
5. モデル不適合の影響と対策
 5.1 まえがき
 5.2 モデル不適合のタイプと一般的影響
 5.3 共変量の欠落
 5.4 ハザード関数形の誤り
 5.5 共変量における測定誤差の影響
 練習問題
6. 部分尤度と全尤度
 6.1 まえがき
 6.2 全尤度法
 6.3 周辺尤度法
 6.4 Breslow法
 6.5 タイがあるときの尤度
 6.6 グループ化時間モデルおよび離散時間モデル
 6.7 拡張ログランク検定と部分尤度
 6.8 対データ
 練習問題
7. 競合リスク
 7.1 死因が複数ある場合
 7.2 競合リスク間の関連
 7.3 致死率と致癒率
 7.4 メカニスティックモデル
 7.5 Fine-Gray モデル
 練習問題
8. クロスする生存率曲線
 8.1 クロスするKM 曲線の検定
 8.2 中央値の検定
付録:加算過程表現と残差
練習問題解答
文献
索引

執筆者紹介

中村剛(なかむら・つよし)
1947年 熊本県に生まれる
1971年 早稲田大学大学院理工学研究科修了
現在、長崎大学名誉教授 理学博士・医学博士

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