21世紀の化学シリーズ 4 生命化学

太田 博道古山 種俊(編著)/佐上 博平田 敏文(著)

太田 博道古山 種俊(編著)/佐上 博平田 敏文(著)

定価 3,300 円(本体 3,000 円+税)

B5判/160ページ
刊行日:2005年11月10日
ISBN:978-4-254-14654-7 C3343

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内容紹介

生命化学の基礎から応用まで,身近な話題を取り上げながら,ていねいにわかりやすく解説した教科書。〔内容〕生体反応の巧みなからくり/遺伝子と酵素/生体分子の化学/代謝反応と生化学/天然の生理活性物質/合成化合物の酵素による変換

編集部から

目次

1 生体反応の巧みなからくり
 1.1 DNAの二重らせんの秘密
 1.2 DNAとRNAはなぜ異なる糖を使うのか
 1.3 DNAは居眠りがお好き
 1.4 アミノ酸はなぜ光学活性体でなければならないか
 1.5 水の中でのエナンチオ選択的プロトン化と水酸化
 1.6 酵素の基質特異性:厳密でありしかもflexibleである
 1.7 mother natureは有機反応論を知っている
 1.8 有機化学から生体反応へ,そして生体反応を有機化学へ
2 遺伝子と酵素
 2.1 DNAとRNAの構造
 2.2 セントラルドグマ
 2.3 酵素の機能とアミノ酸側鎖
 2.4 酵素反応の動力学
3 生体分子の化学
 3.1 アミノ酸とタンパク質
 3.2 糖質
 3.3 脂質
 3.4 核酸
4 代謝反応と生化学
 4.1 解糖系
 4.2 TCAサイクル(クエン酸サイクル,クレブス回路)
 4.3 ペントースリン酸サイクル
 4.4 電子伝達系
 4.5 脂質の代謝と生合成
 4.6 アミノ酸の代謝と合成,分解
 4.7 代謝の調節と発酵
 4.8 光合成
5 
 5.1 生体機能をコントロールする天然有機化合物
 5.2 シグナル伝達に関与する生理活性物質
 5.3 動物ホルモン:生体内で生命機能をコントロール
 5.4 植物ホルモン:植物の発育や老化をコントロール
 5.5 フェロモン:仲間の行動をコントロール
 5.6 植物のアポトーシス:自分の死をコントロール
 5.7 機能調節反応に直接的に関与する生理活性物質
 5.8 ビタミン類の化学構造:アミンの構造でないものもある?
 5.9 ビタミン類が調節する生化学反応
6 合成化合物の酵素による変換
 6.1 生体触媒とは何か
 6.2 生体触媒の特徴
 6.3 生体触媒による加水分解反応とエステル交換反応
 6.4 生体触媒による酸化反応
 6.5 生体触媒による還元反応
 6.6 生体触媒によるC―C結合の生成反応
 6.7 神様の生体触媒からヒトがデザインした生体触媒へ
 6.8 抗原抗体反応と抗体への触媒機能の付与
索 引

執筆者紹介

【編集者】戸嶋直樹,渡辺 正,西出宏之,碇屋隆雄,太田博道
【執筆者】太田博道,古山種俊,佐上 博,平田敏文

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