工業熱力学

倉林 俊雄寺崎 和郎永井 伸樹伊藤 献一(著)

倉林 俊雄寺崎 和郎永井 伸樹伊藤 献一(著)

定価 4,180 円(本体 3,800 円+税)

A5判/240ページ
刊行日:1982年05月01日
ISBN:978-4-254-23027-7 C3053

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内容紹介

将来技術者として必要な高度な基礎知識も盛り込み,熱力学の骨組が理解できるようていねいに解説。〔内容〕物質の状態変化/熱と仕事/エントロピ/エクセルギ/ガスサイクル/実在気体と蒸気/ガスと蒸気の流れ/蒸気サイクル/燃焼/伝熱

編集部から

目次

1. 基礎的事項
 1.1 熱力学とその応用
 1.2 単位
 1.3 系の周囲
 1.4 内部エネルギ,外部仕事
2. 物質の状態変化
 2.1 純粋物質の状態曲面
 2.2 状態量と相律
 2.3 完全ガスの状態方程式
3. 熱と仕事
 3.1 熱力学の第1法則
 3.2 工業仕事,エンタルピ
 3.3 ジュールの法則
 3.4 比熱
 3.5 完全ガスの基本的状態変化
 3.6 サイクル
 3.7 熱力学的温度目盛
4. 熱力学の第2法則とエントロピ
 4.1 可逆変化と非可逆変化
 4.2 熱力学の第2法則
 4.3 非可逆サイクルの熱効率
 4.4 エントロピの導入
 4.5 エントロピの計算
 4.6 温度-エントロピ線図
 4.7 サイクルとエントロピ
 4.8 非可逆過程と状態曲線
 4.9 いくつかの非可逆過程におけるエントロピの増加
 4.10 エントロピの絶対値と熱力学の第3法則
5. エネルギの有効性とエクセルギ
 5.1 有効エネルギと無効エネルギ
 5.2 最大仕事
 5.3 エクセルギとエクセルギ効率
6. ガスサイクル
 6.1 ガス圧縮機
 6.2 往復動形熱機関の諸サイクル
 6.3 回転形熱機関のサイクル
7. 実在気体および蒸気
 7.1 ファン・デル・ワールスの状態式
 7.2 ビリアル状態式
 7.3 実在ガスの平均比熱
 7.4 実在ガスの混合
 7.5 空気線図
 7.6 蒸気
 7.7 蒸気の一般的性質
 7.8 蒸気表および蒸気線図
8. ガスおよび蒸気の流れ
 8.1 熱力学的状態変化を伴う流れの基本式
 8.2 流れの基本式の応用
9. 蒸気サイクル
 9.1 ランキンサイクル
 9.2 再生サイクル
 9.3 再熱サイクル
 9.4 再熱・再生サイクル
 9.5 二流体サイクル
 9.6 冷凍サイクル
 9.7 原子力による蒸気発電システム
10. 燃焼
 10.1 燃料
 10.2 燃焼に関する諸量と計算
 10.3 燃焼の化学過程
 10.4 燃焼の形式
 10.5 燃焼と環境
11. 伝熱
 11.1 伝熱の形式
 11.2 熱伝導
 11.3 対流熱伝達
 11.4 相変化を伴う熱伝達
 11.5 熱交換器
 11.6 熱ふく射
12. 参考書
13. 付 表
 11.1 飽和表(温度基準)
 11.2 飽和表(圧力基準)
 11.3 圧縮水と過熱蒸気の表
 11.4 主要化学種のモルエンタルピ
 11.5 単位換算表
 11.6 蒸気h-s 線図
 11.7 蒸気T-s 線図
 11.8 R12
 11.9 R22
 11.10 R12 P-h 線図
 11.11 R22 P-h 線図
14. 索 引

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