化学工学への招待

高松 武一郎(著)

高松 武一郎(著)

定価 3,960 円(本体 3,600 円+税)

A5判/208ページ
刊行日:1995年01月25日
ISBN:978-4-254-25024-4 C3058

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内容紹介

工業生産と理学としての化学を結ぶ「化学工学」の入門教科書。〔内容〕暮らしとエネルギー,物質/理工学の中の化学工学/発展の歴史/基本原理/流体の流れ/流体中の粒子の働き/物質移動と分離操作/化学反応操作/プロセスの設計/他

編集部から

目次

1. 暮らしとエネルギー,物質
 1.1 快適な暮らしのためには多くのエネルギーと物質が使われている
 1.2 使用している多くのエネルギー,物質は地球から取り出されたままの姿ではない
 1.3 エネルギーや物質の生産は網目(ネットワーク)構造
2. 理工学の中の化学工学
 2.1 大学の理系の中には化学に関係する学科は多い
 2.2 理学の見方
 2.3 理学の思考と新しい物質,現象,機構の発見
 2.4 工学の見方
 2.5 理学(農学,医学)と工学の接点
 2.6 大学の理系学部の中の化学系学科
 2.7 工学部の中の応用化学(工業化学,高分子化学など)と化学工学
 2.8 化学的生産
 2.9 化学工学の考え方
3. 化学工学の発展の歴史
 3.1 化学工学の発展は単位操作の概念から
 3.2 化学工学の発展
 3.3 最近の化学工学の情勢
4. 化学工学に現れる基本原理
 4.1 生産(処理)プロセスは単位操作の結合系
 4.2 化学反応操作における平衡と速度
 4.3 分離操作における平衡と速度
 4.4 化学工学の3基本原理
 4.5 まとめ
5. 流体の流れ
 5.1 流れと化学工学
 5.2 流動現象の完全混合と押し出し流れ
 5.3 押し出し流れの状態変化と微分方程式
 5.4 流動現象の層流と乱流
 5.5 乱流と熱,物質の移動
 5.6 実験式を導き出すひとつの考え方
6. 流体中の粒子の動き
 6.1 粉粒体のつくり方
 6.2 粉粒体の大きさと形状
 6.3 粒子の沈降
 6.4 流体中の粒子の分離
7. 物質移動の原理にもとづく分離操作
 7.1 多回操作と多段操作
 7.2 限界流量比の存在
 7.3 完全混合における移動現象の理想段の仮定の矛盾
 7.4 蒸留操作
8. 化学反応操作
 8.1 化学反応装置の分類
 8.2 化学反応式
 8.3 化学反応速度
 8.4 反応装置の設計
9. 基礎現象の解析
 9.1 移動現象(輸送現象)
 9.2 化学反応速度論
 9.3 よりミクロな現象解析
 9.4 物 性
10. プロセスの設計と運転
 10.1 化学プロセスの収支
 10.2 単位操作,プロセスの最適設計
 10.3 生産プロセスの運転,制御
 10.4 化学工学と環境問題
11. 索 引

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