人間環境学 ―よりよい環境デザインへ―

日本建築学会(編)

日本建築学会(編)

定価 4,290 円(本体 3,900 円+税)

B5判/148ページ
刊行日:1998年04月20日
ISBN:978-4-254-26011-3 C3052

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内容紹介

建築,住居,デザイン系学生を主対象とした新時代の好指針〔内容〕人間環境学とは/環境デザインにおける人間的要因/環境評価/感覚,記憶/行動が作る空間/子供と高齢者/住まう環境/働く環境/学ぶ環境/癒される環境/都市の景観

編集部から

目次

1. 環境心理学から人間環境学へ
 1.1 建築に心理学が必要な理由
 1.2 環境心理学の定義
 1.3 環境心理学の発展
 1.4 人間環境学をめざして
2. 環境デザインにおける人間的ファクター
 2.1 人間の環境
 2.2 環境のデザイン
 2.3 デザインと人間環境学
3. 環境の評価
 3.1 環境評価の次元と階層性
 3.2 環境評価と環境の特徴の関連
 3.3 人間が下す環境評価の複雑さ
 3.4 環境評価の個人差
 3.5 環境評価の場所による違い
 3.6 環境評価を活かした設計へ
4. 環境と感覚
 4.1 環境の知覚
 4.2 視環境
 4.3 音環境
 4.4 温熱環境
 4.5 空気環境
 4.6 複合環境
5. 場所の認知と記憶
 5.1 場所・環境・空間
 5.2 知覚と認知
 5.3 環境の空間的イメージ
 5.4 社会生活と都市のイメージ
 5.5 エレメントの認知
 5.6 エレメントとシンボル
 5.7 イメージのゆがみ
 5.8 ストラクチャーの認知
 5.9 イメージの多義性
 5.10 ユニバーサルデザインと空間認知
6. 人間の行動が作る空間
 6.1 姿勢と空間
 6.2 間の心理と文化
7. いろいろな人々と環境の関わり
 7.1 空間の様々な利用者
 7.2 子どもと環境
 7.3 高齢者と環境
8. 住宅-住まう環境
 8.1 「住まい」とは何か
 8.2 住宅の評価
 8.3 住宅におけるプライバシーとテリトリー
 8.4 住居周辺の環境
 8.5 都市居住
9. オフィス-働く環境
 9.1 日本のオフィスの現状と問題点
 9.2 業務内容とオフィスレイアウト
 9.3 レイアウトとコミュニケーション
 9.4 執務スペースにおける人間行動
10. 学校-学ぶ環境
 10.1 環境の機能的側面に依拠したデザイン
 10.2 児童・生徒の心理に依拠した空間のデザイン
 10.3 心理・行動と学校環境デザイン
 10.4 児童・生徒にとっての学校
11. 医療施設-癒される環境
 11.1 病棟・病室環境を取り巻く制度的背景
 11.2 病棟・病室の環境評価
 11.3 病棟・病室の環境デザイン
 11.4 外来の環境デザイン
12. 都市の景観
 12.1 都市環境と景観
 12.2 街路空間の構成
 12.3 街路景観の計画事例
 12.4 シークエンシャルな空間体験-参道空間
13. 索  引

執筆者紹介

【執筆者】伊藤俊介,倉斗綾子,小林美紀,積田 洋,外山 義,日本建築学会 ,西出和彦,花里俊廣,松本直司,山下哲郎,山田哲弥,山内宏太朗,渡辺圭子
【執筆者】乾 正雄,大井尚行,大野隆造,久野 覚,小林茂雄,讃井純一郎,土田義郎,松原斎樹,槇 究,山中俊夫,横山勝樹

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