リスクの経営シリーズ 天候リスクの戦略的経営 ―EaRとリスクスワップ―

刈屋 武昭(編著)

刈屋 武昭(編著)

定価 4,400 円(本体 4,000 円+税)

A5判/192ページ
刊行日:2005年12月10日
ISBN:978-4-254-29576-4 C3350

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内容紹介

気温リスクマネジメントを立案する方法と,気温変動の時系列モデル化の方法を実例に沿って詳説〔内容〕企業活動と気温変動リスク/天候リスクと事業リスクEaR分析法/予測気温確率分布の導出/東京電力と東京ガスのリスクスワップ/他。

編集部から

目次

第1章 企業活動における気温変動リスクとリスクマネジメント
 1.1 本書のねらい
 1.2 ノーリスク・ノーマネジメント
 1.3 天候リスクマネジメントの必要性
 1.4 気象予報と時系列モデル分析
 1.5 産業ごとの天候リスクと経営問題
 1.6 リスクの移転・軽減
第2章 天候リスクと事業リスクEaR分析法
 2.1 はじめに
 2.2 EaRによるリスク定量化
 2.3 企業の天候リスク定量化の枠組み
 2.4 企業における気象情報と中長期予報・予測の活用
 2.5 ガス会社への適用事例:EaR分析のモデル構築
 2.6 気温予報・予測を活用した将来予測とEaR分析
第3章 気温モデル分析への視点
 3.1 本章のねらい
 3.2 気温の変動構造
 3.3 時系列モデル分析の基本
 3.4 パラメータの推定
 3.5 Cao―Weiモデルによるアトランタの気温時系列分析
第4章 分散変動気温モデル
 4.1 はじめに
 4.2 ARモデル適用後の残差系列の構造
 4.3 ARCHモデル
 4.4 SVモデル
第5章 予測気温確率分布の導出とモデル比較
 5.1 はじめに
 5.2 気温シミュレーション
 5.3 気温予測シミュレーションによるモデル間の比較
第6章 東京電力と東京ガスのリスク・スワップの検証
 6.1 はじめに
 6.2 リスク・スワップの評価法
 6.3 TTRSの検証結果
 6.4 基準気温を変更した場合のTTRSの検証
 6.5 まとめ
第7章 東京電力と大阪ガスの気温リスク・スワップ
 7.1 はじめに
 7.2 気温プロセスのモデル化
 7.3 モデルの推定
 7.4 2次元気温シミュレーション
 7.5 TORS契約の公平性の検証
 7.6 東京と大阪の気温の相関
 7.7 まとめ
第8章 リスク・スワップの等価性
 8.1 はじめに
 8.2 完全等価性
 8.3 非対称分布への近似
 8.4 経験的モーメント等価性
参考文献
索 引

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