応用ファイナンス講座 1 年金とファイナンス

浅野 幸弘岩本 純一矢野 学(著)

浅野 幸弘岩本 純一矢野 学(著)

定価 4,180 円(本体 3,800 円+税)

A5判/228ページ
刊行日:2006年08月25日
ISBN:978-4-254-29586-3 C3350

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内容紹介

公的年金の基本的知識から仕組みおよび運用までわかりやすく詳説〔内容〕わが国の年金制度/企業年金の選択/企業財務と年金資産運用/年金会計/年金財務と企業評価/積立不足と年金ALM/物価連動国債と年金ALM/公的年金運用/他。

編集部から

【書評】
「証券アナリストジャーナル 2007年1月号」の「証券アナリスト読書室」欄で、
山田正次氏により「・・・年金とファイナンスに関する新機軸のアプローチや随所にある鋭い指摘は,企業年金の関係者にとどまらず企業財務に携わる方々にとってまたとない刺激となるであろう。・・・」と、ご紹介いただきました。

目次

1. わが国の年金制度
 1.1 概   論
 1.2 公的年金改革
 1.3 新しい企業年金制度 
2. 企業年金の選択
 2.1 企業年金の見直し
 2.2 年金と生産性
 2.3 年金と税制
 2.4 年金制度の選択:DBかDCか
3. 企業財務と年金資産運用
 3.1 運用リスクの負担
 3.2 運用リスクと企業価値
 3.3 基金の存在とリスク負担
 3.4 インプリケーション
補論:年金運用と企業価値
4. 年金会計
 4.1 年金会計と年金資産運用
 4.2 退職給付会計
 4.3 わが国の実態
5. 年金財務と企業評価
 5.1 運用リスク,積立不足,年金収益 
 5.2 サーベイ
 5.3 わが国における実証
 5.4 ま と め
6. 積立不足と年金ALM
 6.1 積立不足の原因
 6.2 受託者責任と年金基金
 6.3 年金ALM
 6.4 積立不足の構造的要因
 6.5 積立不足の問題
 6.6 今後の課題
7. 相関係数の変化と年金ALM
 7.1 相関係数の変化
 7.2 ファクターモデルによる期待収益率の分解
 7.3 yrとkの推定および株式・債券の要因分解
 7.4 相関係数の要因分解
 7.5 調査結果
 7.6 相関係数がALMに与える影響
 7.7 まとめと今後の課題
8. 低金利下の年金ALM
 8.1 低金利とイールドカーブ
 8.2 過去データの検証
 8.3 年金ALMモデル
 8.4 シミュレーション
 8.5 ま と め
9. 物価連動国債と年金ALM─その1
 9.1 物価上昇と年金
 9.2 物価連動国債の概要
 9.3 年金債務の評価 
 9.4 年金債務と資産価格の変化
 9.5 インフレを勘案した年金ALM
 9.6 デュレーション分析の限界
10. 物価連動国債と年金ALM─その2
 10.1 シミュレーションモデルの概要
 10.2 期待インフレ率と実質金利の推計 
 10.3 インフレと年金資産運用
 10.4 ま と め
11. キャッシュバランスの運用
 11.1 キャッシュバランスプラン運用の視点
 11.2 キャッシュバランスプランの債務
 11.3 キャッシュバランスプランの特性
 11.4 年金数理や会計の問題
12. 公的年金の運用
 12.1 高齢化社会と公的年金
 12.2 資産価格下落と株式投資
 12.3 株式投資のリスク負担
 12.4 公的年金の株式投資
 12.5 ま と め
索   引

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