現代の体育・スポーツ科学 身体機能の調節性 ―運動に対する応答を中心に―

池上 晴夫(編)

池上 晴夫(編)

定価 5,280 円(本体 4,800 円+税)

A5判/288ページ
刊行日:1997年03月15日
ISBN:978-4-254-69526-7 C3375

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内容紹介

運動を切口にして生理機能の調節性を解説。〔内容〕エネルギーの需要と供給/呼吸系の応答/循環系の応答/重力と運動/高地と運動/運動と骨格筋/運動と発汗調節/運動と体液の調節/四肢の運動調節/姿勢の調節/運動と内分泌系/他

編集部から

目次

1. エネルギーの需要と供給
 1.1 運動時のエネルギーの供給
 1.2 ウォーミングアップの効果
 1.3 クーリングダウンの効果
 1.4 トレーニングの効果
 1.5 走法と走効率
2. 運動時の呼吸系の応答
 2.1 酸素摂取量の調節と制限因子
 2.2 cardiodynamic説
 2.3 運動と気道抵抗
3. 運動時の循環系の応答
 3.1 心拍動の自律性
 3.2 運動時の心拍応答
 3.3 呼吸性不整脈
 3.4 運動性徐脈
 3.5 心拍出量の調節
 3.6 末梢循環の調節
 3.7 運動時の血圧
 3.8 水中における循環系の調節
4. 重力と運動
 4.1 重力と運動
 4.2 無重力と運動
5. 高地と運動
 5.1 高地における運動能力
 5.2 高地適応のメカニズム
 5.3 高地トレーニング
6. 運動と骨格筋
7. 運動と発汗調節
 7.1 安静時の発汗反応
 7.2 運動時の発汗反応
 7.3 発汗機能に及ぼすトレーニングの影響
8. 運動と体液の調節
 8.1 体液の乱れとその調節
 8.2 運動時の体液調節
 8.3 運動時の飲料補給
 8.4 運動トレーニングによる体液バランスの適応
9. 上肢と下肢の運動調節
 9.1 自動化の概念
 9.2 自動化水準の評価法
 9.3 上肢運動と下肢運動の自動化水準
 9.4 上肢運動と下肢運動の干渉
 9.5 発育に伴う自動化水準の変化
 9.6 自動化水準に及ぼす運動学習の影響
10. 姿勢の調節
 10.1 安静立位姿勢と運動姿勢
 10.2 構え姿勢と反応動作の速さ
 10.3 予測的姿勢制御の平衡訓練
11. 運動と内分泌系
 11.1 運動とストレスホルモン
 11.2 交叉適応
 11.3 運動とインスリン―グルコーストランスポーターに及ぼす効果―
12. 運動と自律神経系
 12.1 自律神経系の拮抗性と相反性
 12.2 自律神経系の情報伝達
 12.3 自律神経系の細胞内情報伝達機構
 12.4 細胞内情報伝達機構の適応性
 12.5 運動による情報伝達機構の改善
13. 索 引

執筆者紹介

【編集者】池上晴夫
【執筆者】池上晴夫,姜 煕成,黒川隆志,近藤徳彦,権 五晟,古賀俊策,後藤真二,佐竹昌之,鈴井正敏,曽根涼子,丹 信介,外山 寛,中村友浩,鍋倉賢治,西保 岳,西保見矢子,藤井宣晴,藤原勝夫,福岡義之,本間幸子,山崎文夫,山田哲雄

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