実用的な英語科学論文の作成法

河本 修C. アレクサンダー,Jr.(著)

河本 修C. アレクサンダー,Jr.(著)

定価 4,290 円(本体 3,900 円+税)

A5判/260ページ
刊行日:2004年10月20日
ISBN:978-4-254-10193-5 C3040

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内容紹介

本書は科学論文の流れと同じ構成とし,単語や語句のみではなく主語と動詞からなる1500に及ぶ文全体を掲載。単語や語句などの表現要素を置き換えれば望む文章が作成可能で,より短時間で簡単に執筆できることを目指している。

編集部から

目次

1. 論文原稿の作成の基礎
 1.1 論文原稿の作成手順
 1.2 論文の各セクションの考え方
2. 緒言
 2.1 興味がもたれた,研究がされた,関心がもたれる
 2.2 今までの研究のより具体的な内容
 2.3 研究する材料,研究に用いる技術や測定法が優れている点
 2.4 最初の報告,最近の報告,自分の報告,総説
 2.5 種々の現象
 2.6 今までの研究への認識
 2.7 素子としての応用
 2.8 素子・材料・技術に欠点・困難・制限がある,必要とする
 2.9 今までの研究は不十分
 2.10 本研究の動機・利点,今までの研究からの示唆
 2.11 本論文の目的
 2.12 本論文の内容と抜う範囲
 2.13 本論文の一連の試料の変数と固定した値
 2.14 本論文の記述の順番
3. 理論
 3.1 座標系,結晶軸,結晶面,試料面,角度
 3.2 式の定義,変形,導出
4. 実験法
 4.1 薄膜の作製法(スパッタ,蒸着)
 4.2 バルクや薄帯試料の作製法
 4.3 試料の結晶方位,大きさ・厚さ・直径
 4.4 熱処理,磁場中熱処理
 4.5 試料の研磨,切断
 4.6 連続する処理・操作
 4.7 処理・操作の目的とその効果
 4.8 測定法
 4.9 機器分析(X線回折,蛍光X線分析,電子顕微鏡,EPMA,熱分折)
 4.10 装置の校正,誤差,精度
5. 結果
 5.1 図にデータを示す,プロットの仕方
 5.2 y値(測定値)の増加,最大値,一定値
 5.3 y値の減少,最小値,零を切る
 5.4 y値の複雑な変化:初め~続いて~
 5.5 y値の変化の範囲
 5.6 x値(変数にとった値)の増加に伴い~
 5.7 x値の特定の値
 5.8 x値の範囲(下限,上限,近傍,除外)
 5.9 特定の試料を組成,含有元素,特性値で表現
 5.10 全ての~,ほとんどの~,各々の~
 5.11 図の記号,図に他者のデータを記人,曲線の位置を比較,y軸の切片
 5.12 測定値を外挿,フィッテイング,最小2乗法
 5.13 曲線の変化の仕方,曲線とデータ点の位置関係
 5.14 曲線の大雑把な形の表現
 5.15 物理量の記号や語句の定義とその表現
 5.16 依存性,比例
 5.17 効果,傾向,影響
 5.18 比
 5.19 置換,添加
 5.20 分詞構文
 5.21 付帯状況:be動詞+形容詞(過去分詞)+with
 5.22 ~に関して,~の点で
 5.23 ~によって(操作,作用),~をしながら,~の場合
 5.24 いくつかの現象
 5.25 現象が現われたことを強調
 5.26 表にデータを示す
 5.27 実験値であることを強調
 5.28 X拙回折
 5.29 電子顕微鏡
6. 考察
 6.1 数値が得られる,値をもつ,概算する,数値として~をとる
 6.2 値の物質や材料と比較することの意義
 6.3 一致,同等,相当(他の物質との比較)
 6.4 不致,異なる(他の物質や理論との比較)
 6.5 値の大小の比較,%表示(他の物質との比較)
 6.6 倍数,分数、桁(他の物質との比較)
 6.7 優れている,最適値(他の物質との比較)
 6.8 劣る,適していない(他の物質との比較)
 6.9 他者や自分の研究の引用
 6.10 Aの結果Bとなる(因果関係と語順:A→B)
 6.11 BはAによって生じる(因果関係と語順:B←A)
 6.12 原因は~
 6.13 理由を示す従属節
 6.14 因果関係がA→B→C(三段論法)
 6.15 対比
 6.16 考慮,証拠
 6.17 ~を仮定する
 6.18 説明できる,解釈できる,理解できる
 6.19 注目すべき点,重要な点
 6.20 現象が示すこと,意味すること,示峻すること
 6.21 関係する,寄与する,明らかになっていない
 6.22 今後の展望(研究の方向,応用,必要牲,評細な研究)
7. 終章
 7.1 論文題名
 7.2 要旨
 7.3 図の説明(標題と補足説明)
参考書
索 引

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