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内容紹介
古生物と生活環境の相互関係を研究する古生物学の一分野である古生態学。この学問を多数の図表と写真で解説。〔内容〕化石/古生態学/現在主義/自然環境と生物/堆積学的吟味/瑞浪層群/群集古生態学/個体古生態学/フィールド観察
編集部から
目次
1. 古生態学の基礎
1.1 化石
1.1.1 いろいろな化石生物
1.1.2 生物の進化
1.1.3 示相化石
1.2 古生態学
1.2.1 生態学と古生態学
1.2.2 古生態学と地質学
1.2.3 個体古生態学と群集古生態学
1.3 現在主義
1.4 自然環境と生物
1.4.1 海の環境
1.4.2 陸の環境
1.4.3 汽水域
1.5 堆積学的吟味
2. 古生態学の実際
2.1 瑞浪層群を例として
2.1.1 アウトライン
2.1.2 フィールド・ワーク
2.1.3 貝類(軟体動物)化石群集
2.1.4 生痕化石
2.1.5 その他の化石
2.1.6 古環境・古地理の復元
2.1.7 瑞浪市化石博物館における展示
2.2 群集古生態学の例
2.2.1 貝類化石群集と古地理
2.2.2 中新世の熱帯的古環境
2.2.3 掛川層群の例
2.2.4 微化石による古環境解析
2.2.5 縄文海進と貝類(軟体動物)化石群集
2.3 個体古生態学の例
2.3.1 カキ類
2.3.2 生痕化石
2.3.3 デスモスチルス
2.3.4 浮遊性貝類
2.3.5 真珠化石
2.4 古生態学とフィールド観察
2.4.1 古生態観察のモデル地
2.4.2 フィールドでの質問表
3. 引用参考文献
4. あとがき
5. 日本のおもな化石の博物館
6. 索 引