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朝倉世界地理講座 12 アフリカII
内容紹介
〔Ⅳバントゥアフリカ〕自然生態/動物保護政策/各国の政治経済/アパルトヘイト,他〔Ⅴ西アフリカ沿岸部〕森林とサバンナの生態/アニ社会/都市と若者文化/民主化,他〔Ⅵ島嶼部〕マダガスカル/モーリシャス〔総括〕参考文献,データ集,他
編集部から
目次
Ⅳ バントゥーアフリカ
10章 風土と環境
10.1 中南部アフリカの自然特性
10.2 中部アフリカの生態史
10.3 東アフリカの地域社会生態史─集約的農耕の集落群システム─
10.4 南部アフリカの地域生態史─変わりつつある狩猟採集民─
10.5 類人猿保護政策と地域住民─カメルーンからガボン,コンゴ共和国の事例から─
10.6 住民参加型保全の発展型としての土地権利運動─タンザニアとケニアの野生動物保全の歴史
と現状─
10.7 野生動物保護および利用と地域住民─アフリカ南部地域および東部地域─
11章 人々と暮らし
11.1 ヤウンデからみたカメルーン
11.2 バナナとキャッサバ─赤道アフリカの主食史─
11.3 ルワンダの紛争と農村社会
11.4 アンゴラの多様な民族の生活
11.5 ダルエスサラームの住民組織
11.6 ナミビア北部におけるサンと権力との関係史
12章 国家と社会
12.1 コンゴ民主共和国の戦争と平和
12.2 都市と国家─ウガンダ・カンパラの都市化と国家の対応─
12.3 ジンバブウェにおける政治変動─民主主義体制から権威主義体制への逆行─
12.4 紛争後モザンビーク社会の課題─村に戻らない人々─
12.5 アパルトヘイトから「虹の国」へ?─南アフリカの民主化と社会変革の現状─
12.6 アフリカ経済の中の南アフリカ
Ⅴ 西アフリカ沿岸部
13章 風土と環境
13.1 森林とサバンナの生態史─人間活動がつくるアフリカの景観─
14章 人々と暮らし
14.1 ベナンの政治と伝統宗教─民主化以降の動きを中心として─
14.2 アニ人の住まいと家庭生活─西アフリカ熱帯森林地帯に暮らす農民の生活─
14.3 ガーナのクマシの都市生活
14.4 近代都市アビジャンの若者文化─マス・メディア情報を取りこむストリート・ボーイたち─
15章 国家と社会
15.1 ナイジェリアの政治を地域問題から見る─新しい地域紛争の理解のために─
15.2 西アフリカの政治と紛争─コートジボワール内戦の事例から─
15.3 対照的な民主化の歩み─ベナンとトーゴ─
Ⅵ 島 嶼 部
16章 風土と環境
16.1 マダガスカルの自然的特性
17章 人々と暮らし
17.1 マダカスカルの多様な文化と社会
17.2 モーリシャス─インド洋上の島嶼地域─
総括・資料
A. 総括:アフリカの今を知る
A. 1 アフリカへの道─動物観光からエコミュージアムまで─
A. 2 アフリカ支援とアフリカ理解
A. 3 アフリカでのフィールドワーク
B. アフリカ諸国の統計資料
C. 参考図書
索 引
コラム目次
10 バナナの魅力
11 行 商 人
12 マサイと観光
13 象牙貿易と日本
14 バナナとキャッサバが生み出す社会関係
15 ダイヤモンド
16 親指ピアノ
17 国名の由来
18 篭と帽子
19 アフリカ地域の舟/船
20 ドードー
執筆者紹介
【監修】
立川 武蔵(前国立民族学博物館)
安田 喜憲(東北大学)
【編集】
池谷 和信(国立民族学博物館)
武内 進一(アジア経済研究所)
佐藤 廉也(大阪大学)
【著者】
水野一晴、舩田クラーセンさやか、塙狼星、牧野久美子、上田元、西浦昭雄、池谷和信、佐藤廉也、三谷雅純、田中正隆、岩井雪乃、白井和子、小林聡史、遠城明雄、野元美佐、鈴木裕之、小松かおり、島田周平、
武内進一、佐藤章、鶴田格、岩田拓夫、高田明、蟹江康光、吉田栄一、蟹江由紀、井上一明、飯田卓、寺谷亮司