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内容紹介
コンピュータを利用して運動・振動・制御を一体化した新しい「機械力学」。工学的有用性に焦点を合わせ,基礎知識と広範な情報を集大成。機械系の研究者・技術者必携の書。〔内容〕基礎/モデル化と同定/振動解析/減衰/不確定システム,ファジイ,ニューロ/非線形システム/システムの設計/運動・振動の制御/振動の絶縁/衝撃/動的試験と計測/データ処理/実験モード解析/ロータ/流体関連振動/音響/耐震/故障診断/ロボティクス/ビークル/情報機器/宇宙構造物。初版1993年11月10日刊。
編集部から
目次
1. 基 礎
1.1 キネマティクス(運動学)
1.2 運動方程式
1.3 制 御
2. モデル化と同定
2.1 ダイナミックシステムの同定
2.2 同定のための基礎知識
2.3 パラメトリック同定
2.4 ノンパラメトリック同定
2.5 モデル次数の選択
2.6 非線形系の同定
2.7 同定手法の事例
2.8 同定のための計算アルゴリズム
3. 振動解析
3.1 固有値解析
3.2 モード解析
3.3 伝達行列法
3.4 有限要素法
3.5 境界要素法
3.6 部分構造合成法
3.7 時刻歴シミュレーション
4. 減 衰
4.1 減衰の種類
4.2 減衰振動系のモデル化
4.3 減衰材料
4.4 減衰要素
5. 不確定システムおよびファジィ,ニューラルネットワーク
5.1 確率・統計の基礎
5.2 線形システムの応答解析
5.3 非線形システムの応答解析
5.4 ファジィシステム
5.5 ニューラルネットワーク
6. 非線形システム
6.1 解析の基礎
6.2 分岐理論
6.3 厳密解析と近似解析
6.4 高次近似解析
6.5 カオス振動
7. ダイナミックシステムの設計
7.1 システム設計
7.2 強度設計
7.3 信頼性設計
7.4 ダイナミックシステムの設計とその効率化
8. 運動の制御
8.1 運動の計画
8.2 線形サーボ系の理論
8.3 外乱相殺サーボ系
8.4 フィードフォワード制御
8.5 適応制御
8.6 繰返し・学習制御
8.7 スライディングモード制御
8.8 アクチュエータ
8.9 センサ
8.10 増幅器
8.11 コントローラ
8.12 ソフトウェア
8.13 運動制御システム
8.14 フレキシブルシステム
9. 振動の制御
9.1 振動制御の基礎
9.2 受動的制振法
9.3 多自由度系の制振法
9.4 準能動的制振法
9.5 能動的制振法
10. 振動の絶縁
10.1 振動絶縁の概念
10.2 受動的振動絶縁法
10.3 弾性支持の理論
10.4 能動的な振動絶縁法
11. 衝 撃
11.1 1自由度ばね質量系の衝撃応答
11.2 多自由度ばね質量系と数値解析法
11.3 連続体の衝撃(一次元応力波)
11.4 連続体における衝撃(多次元応力波)
12. 動的試験と計測
12.1 模型相似則
12.2 加振装置
12.3 振動計測器
12.4 振動試験方法
13. データ処理
13.1 データの取得
13.2 フーリエ変換
13.3 スペクトルと伝達関数およびコヒーレンス関数
13.4 z変換
13.5 ヒルベルト変換
13.6 フィルタ処理
13.7 逆フィルタ
14. 実験モード解析
14.1 周波数応答関数
14.2 振動試験
14.3 モード特性同定
14.4 システム事例
15. ロータダイナミクス
15.1 ロータダイナミクスの基礎
15.2 多自由度系の曲げ振動
15.3 複雑な軸系の曲げ振動
15.4 ねじり振動
15.5 非線形振動
15.6 非対称剛性軸・非対称回転体の振動
15.7 危険速度通過・非定常振動
15.8 回転軸の安定性
15.9 弾性ロータのつり合せ
16. 流体関連振動
16.1 無次元数と励振メカニズム
16.2 静止流体中の構造物振動
16.3 殻と流体の連成振動
16.4 管内流れによる振動
16.5 渦励振
16.6 ギャロッピングとフラッタ
16.7 管群の流力弾性振動
16.8 弁とゲートの振動
16.9 流体波動
16.10 流れによる騒音
16.11 気液二相流による振動
16.12 流動不安定振動
16.13 制振法
17. 音 響
17.1 波動方程式
17.2 音場の固有値
17.3 音響解析
17.4 音響放射
17.5 伝 搬
17.6 音響測定
17.7 騒音対策
18. 耐震;免震・制振
18.1 地震入力
18.2 耐震設計法
18.3 耐震構造の地震応答解析
18.4 免震・制振設計法
18.5 免震・制振構造の地震応答解析
18.6 免震・制振構造化技術
19. 故障診断
19.1 故 障
19.2 システム故障の構造と解析
19.3 ダイナミックシステムの故障診断
19.4 回転機械における異常診断技術の役割
19.5 回転機械の故障モードと異常検知の手法
19.6 回転機械の異常診断プロセス
19.7 回転機械の異常診断システムとエキスパートシステム
20. ロボティクス
20.1 機 構
20.2 力 学
20.3 制 御
20.4 フレキシブルアーム
20.5 センサ
20.6 情 報
21. ビークルダイナミクス
21.1 自動車
21.2 航空機
21.3 鉄 道
21.4 船 舶
22. 情報機器
22.1 情報機器の構成
22.2 入力装置
22.3 記憶装置
22.4 出力装置
22.5 XYテーブル
23. 宇宙構造物
23.1 構造設計
23.2 モデル化と同定
23.3 制御系の設計
23.4 宇宙構造物の実際
執筆者紹介
【編集者代表】長松昭男
【編集者】内山 勝,斎藤 忍,鈴木浩平,背戸一登,原 文雄,藤田勝久,山川 宏,吉田和夫
【執筆者】荒木嘉昭,青柳 栄,浅見敏彦,足立修一,伊東弘一,伊藤智博,岩田義明,石島辰太郎,猪岡 光,板垣正人,内山 勝,岡田養二,小野田淳次郎,小野隆彦,大熊政明,大倉 清,大須賀公一,大西公平,大森浩充,狼 嘉彰,河内政隆,柿倉正義,片山 徹,木下源一郎,小林英男,小林博栄,小松 督,佐野 昭,座古 勝,斎藤 忍,塩幡宏規,下嶋 浩,清水信行,白井正明,白石昌武,末岡淳男,鈴木昭次,鈴木浩平,鈴木真二,背戸一登,高瀬國克,高畑秀行,谷江和雄,谷 順二,田中信雄,田中 守,徳田直明,永井正夫,中川敬三,中川紀壽,中溝高好,中村友道,長池 勝,長坂長彦,長松昭男,名取通弘,西岡正夫,西村正治,野波健蔵,橋本秀紀,原 文雄,萩原一郎,平田東助,古田 均,藤田一誠,藤田勝久,丸山次人,松崎雄嗣,宮本昌幸,光石 衛,三井純一,室津義定,森村浩明,安田仁彦,山内進吾,山川 宏,山田一郎,山田克彦,吉田和夫,渡辺 敦,渡辺嘉二郎