シリーズ〈ビジネスの数理〉 3 ビジネスへの確率モデルアプローチ

牧本 直樹(著)

牧本 直樹(著)

定価 3,300 円(本体 3,000 円+税)

A5判/176ページ
刊行日:2006年06月01日
ISBN:978-4-254-29563-4 C3350

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内容紹介

確率モデルを用いて多様なビジネス現象の分析技術からシミュレーションまで解説。演習問題付。〔内容〕確率計算の基礎/離散的分布/連続的分布/多変量分布/データと分布/モーメント公式/確率モデル分析技術/シミュレーション分析/他

編集部から

【著者から】
 株価や金利の動向,製品の需要予測,新規プロジェクトの成否,冷夏や台風といった気象リスクなど,日々のビジネスはさまざまな不確実要因の影響を受けます.これらの要因がビジネスに与える影響を評価し,その結果をマネジメントに活用するには,不確実要因をモデル化して分析するための確率モデルが不可欠です.
 本書では,確率の基礎からよく利用される公式,簡単なシミュレーションまで,確率モデルの作り方と解き方のポイントをビジネスの問題を例にわかりやすく解説しています.また,海外のMBA教育で広く使われているCrystal Ballというシミュレーションソフト(試用版がダウンロードできます)による演習も取り入れていますので,実際に分析を行いながら体験的に学ぶことができます.
 確率は計算が大変で...という方も,グラフを操作して視覚的に理解することでスムーズな学習が可能でしょう.(筑波大学大学院ビジネス科学研究科 牧本直樹)

目次

1.はじめに
 1.1 コイン・サイコロ・宝くじ
 1.2 確率変数
 1.3 頻度と確率
 1.4 確率モデルと統計モデル
 1.5 シミュレーション
2.確率計算の基礎
 2.1 事象
 2.2 事象の演算
 2.3 確率
 2.4 条件付き確率と独立事象
 2.5 確率の計算公式
 章末問題
3.離散的な分布
 3.1 確率変数
 3.2 平均と分散
 3.3 二項分布
 3.4 超幾何分布
 3.5 ポアソン分布
 3.6 幾何分布
 章末問題
4.連続的な分布
 4.1 密度関数
 4.2 平均と分散
 4.3 一様分布
 4.4 指数分布
 4.5 正規分布
 章末問題
5.多変量の分布
 5.1 2変量分布
 5.2 相関
 5.3 多変量分布
 章末問題
6.データと分布
 6.1 基本統計
 6.2 分布の適合
 6.3 推定量
 章末問題
7.モーメント公式
 7.1 平均の基本公式
 7.2 線形変換
 7.3 確率変数の和
 7.4 大数の法則
 章末問題
8.さまざまな分布
 8.1 確率変数の変換
 8.2 確率変数の最大と最小
 8.3 確率変数の和
 8.4 中心極限定理とその応用
 章末問題
9.確率モデルの分析技術
 9.1 条件付き分布と条件付き期待値
 9.2 混合分布
 9.3 ランダム和
 9.4 マルコフモデル
 章末問題
10.確率モデルの分析例
 10.1 格付推移とリスク評価
 10.2 商品選択と購買確率
 10.3 資産運用におけるポートフォリオ選択
11.シミュレーション分析
 11.1 シミュレーション
 11.2 プロジェクトスケジューリング
 11.3 天候デリバティブとリスクヘッジ
 11.4 解約オプションと損益分析
付録1 章末問題解答
付録2 計算に関するコメント
付録3 Crystal Ballについて
付録4 参考文献

執筆者紹介

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