土壌微生物生態学

堀越 孝雄二井 一禎(編著)

堀越 孝雄二井 一禎(編著)

定価 5,280 円(本体 4,800 円+税)

A5判/240ページ
刊行日:2003年09月28日
ISBN:978-4-254-43085-1 C3061

ネット書店で購入する amazon e-hon 紀伊國屋書店 honto Honya Club Rakutenブックス

書店の店頭在庫を確認する 紀伊國屋書店 旭屋倶楽部

内容紹介

土壌中で繰り広げられる微小な生物達の営みは,生態系すべてを支える土台である。興味深い彼らの生態を,基礎から先端までわかりやすく解説。〔内容〕土壌中の生物/土壌という環境/植物と微生物の共生/土壌生態系/研究法/用語解説

編集部から

目次

序論 土壌をすみかにする小さな生物たち
 0.1 土壌をすみかにする小さな生物
 0.2 徴生物の特徴と生存戦略
 0.3 土壌と微生物の切っても切れない関係
 0.4 地球環境問題と土壊微生物
1. 微生物からみた土壌という環境
 1.1 物理的環境
 1.2 化学的環境
 1.3 生物的環境
2. 土壌微生物を制御する水,空気,温度,pH
 2.1 水分
 2.2 空気
 2.3 温度
 2.4 pH
 2.5 おわりに
3. 植物の根と微生物の相互作用
 3.1 根から出る物質・根が与える物質
 3.2 菌根共生
 3.3 窒素固定最近
 3.4 病原微生物・寄生
4. 有機物の分解をめぐる微生物と土壌動物の関係
 4.1 土壌分解系の特徴
 4.2 土壌微生物―有機物系の特徴
 4.3 土壌動物の機能群
5. 土壌生態系における食の関係―食うものと食われるもの―
 5.1 土の下の別世界
 5.2 土壌微生物のバイオマス
 5.3 土の下の食物連鎖
6. 土壌微生物社会における拮抗と協同―マツタケのシロを例にして―
 6.1 マツタケの生活
 6.2 マツタケのシロ内外の紬菌の拮抗と協同
7. 土壌微生物の数と種頬・新しい方法
 7.1 土壌ポピュレーション
 7.2 土壌微生物量の測定
 7.3 土壌微生物群集の解析
 7.4 バイオマーカー分析法
 7.5 土壌の細菌群集
 7.6 新しい方法を求めて
8. まとめにかえて―土壌生態系を支配するルール―
 8.1 微生物の大きさとすみか
 8.2 変幻自在の土壌微生物
 8.3 群がり,交信する土壌微生物
編者あとがき
引用文献
用語解説
巻末付表:土壌細菌および菌類の分類
 I. 細菌類の分類表
 II. 菌類の分類表
索 引

執筆者紹介

【編集者】堀越孝雄,二井一禎
【執筆者(執筆順)】堀越孝雄,犬伏和之,鈴木 彰,間藤 徹,山山明義,横山 正,高松 進,武田博清,大園享司,岩堀英晶,吉村文彦,太田寛行,二井一禎

関連情報

ジャンル一覧

ジャンル一覧

  • Facebook
  • Twitter
  • 「愛読者の声」 ご投稿はこちら 「愛読者の声」 ご投稿はこちら
  • EBSCO eBooks
  • eBook Library