ⓔコラム11-4-3 機能性ディスペプシアの有病率

 FDの定義は,胸やけ症状や過敏性腸症候群を含む,または除外する,など時代とともに変遷している.対象者は,一般住民や健診受診者の場合もあれば病院受診者の場合もある.データ収集を郵便やインターネットを用いて行うこともあれば,インタビューや質問票を渡して行うこともある.解析する際には,FDと診断するためには器質的疾患の除外が必要であるが,全員に対して消化管検査を実施することはたいへんであるため,検査を行った人をサンプルとして,有病率を算出している場合もある1)

〔北條麻理子・永原章仁〕

■文献

  1. Shaib Y, El-Serag HB: The prevalence and risk factors of functional dyspepsia in a multiethnic population in the United States. Am J Gastroenterol, 2004; 99: 2210–2216.