ⓔコラム2-1-5 大理石斑

 大理石斑を図1に示す.瘙痒感を伴う紅斑で始まり,その後発疹は色が深まって不規則に地図状に広がり,周囲が暗紫色で内側の皮膚はやや蒼白となる.皮膚が厚く,ピリピリ痛い感じとなる.潜水後に「胸が痛む」「腹が痛い」と訴えがある場合,皮膚所見があるか実際に見て確認することが肝要である.広範な大理石斑の場合,循環が虚脱状態となり血圧が低下するため,迅速な再圧治療が必要であるが,再圧治療開始とともに速やかに皮膚所見は改善し循環も安定する.

図1 大理石斑.

〔鈴木信哉〕