ⓔコラム8-5-2 負荷心エコー法の実際

虚血の診断には,臥位エルゴメーター負荷心エコーで25 W負荷から開始し,血圧や心電図をモニターしながら2~3分ごとに負荷を上げていく方法や,ドブタミン負荷心エコーで静注量を5 µg/kg/分から開始し,3分ごとに10,20,30,40,50 µg/kg/分と増加させ目標心拍数に達しない場合はアトロピンを併用する方法がある.負荷前後の壁運動の変化をみて診断する.また弁膜症や肺高血圧の診断や重症度評価に際しては負荷後の血行動態の変化をみる.

〔中谷 敏〕