ⓔコラム8-8-1 動脈管開存の分類

 動脈管開存は,A~E型の5つの形態に分類される (Krichenko分類,図1).A型は,円錐型を呈し最峡部が肺動脈側にあり膨大部が大動脈側にある.動脈管開存のなかで最も多く65%を占める.B型は窓型で18%に認め,短く最峡部が大動脈側に存在する.C型は最峡部のない管型を呈する.D型は,最峡部が複数箇所認められる動脈瘤型である.E型は,細長く最峡部が気管より前方に存在する伸展円錐型である.C,D,E型は,それぞれ10%未満に認める.未熟児動脈管は,特異であり,伸展した管状を呈する.

図1 Krichenko分類. A型 (円錐型):最小部が肺動脈側,膨大部が大動脈側.B型 (窓型):最小部が大動脈側,動脈管径が短小.C型 (管型):最小部のない管型.D型 (動脈瘤型):最小部が複数箇所.E型 (伸展円錐型):細長い管型,最小部が気管より前方.

〔三谷義英〕