ⓔノート13-23-1 アレルギーの遺伝性

 アレルギーの遺伝性に関して,古くは1916年に,621人の何らかのアレルゲンに感作されたアレルギー群と,76人の感作されていない非アレルギー群との比較において,アレルギー群に48.4%,非アレルギー群に14.5%のアレルギーの家族歴が認められたとする報告がある1).一卵性と二卵性双生児とを比較した報告でも,喘息,アレルギー性鼻炎やアトピー性皮膚炎を含め50%をこえるアレルギーの遺伝率が推測されている2)

〔檜澤伸之〕

■文献

  1. Cooke RA, Van der Veer A: Human sensitisation. J Immunol, 1916; 1: 201–305.

  2. Ober C, Yao TC: The genetics of asthma and allergic disease: a 21st century perspective. Immunol Rev, 2011; 242: 10–30.