ⓔノート14-3-8 C3GN

 Kidney Disease Improving Global Outcomes (KDIGO) によるControversies Conference報告1)では,これまで一次性MPGNとされたほとんどの症例を,Ig沈着を伴う場合にはパラプロテイン血症によるMGRS【⇨14-6-6】,C3優位の沈着であればC3GNに分類することが可能となったかの印象であるが,実際には,C3GNも感染,血管炎,IgA腎症などに合併する場合があり,さまざまな病態の混成した新たなカテゴリーとして,C3GNが提案されたといえる.また,疾患概念が新しくなったことに伴い,旧分類をもとに報告されてきたMPGNに関する疫学,臨床像,治療,患者予後に関する情報は,新分類により今後再検討されていくと考えられる.

〔坪井直毅〕

■文献

  1. Rovin BH, Caster DJ, et al: Management and treatment of glomerular diseases (part 2): conclusions from a Kidney Disease: Improving Global Outcomes (KDIGO) Controversies Conference. Kidney Int, 2019; 95: 281–295.