ⓔノート16-6-2 ビタミンD

 ビタミンDには,エルゴステロール由来のビタミンD2と7–デヒドロコレステロール由来のビタミンD3があるが,生物活性は同等とされている.近年,ビタミンD3の方がビタミンD2よりも効力が大きいという報告もみられる1).食事から摂取あるいは皮膚で合成されたビタミンDは,肝臓のミクロソームにあるビタミンD–25–ヒドロキシラーゼにより25位が水酸化され,さらに腎臓の近位尿細管のミトコンドリアにある25–水酸化ビタミンD–1α–ヒドロキシラーゼにより1α位が水酸化され活性型ビタミンD (1α,25–ジヒドロキシビタミンD [1,25 (OH)2D]) となり,生理活性をもつようになる【⇨15-5-3-2】.

〔竹谷 豊〕

■文献

  1. Heaney RP, Recker RR, et al: Vitamin D3 is more potent than vitamin D2 in humans. J Clin Endocrinol Metab, 2011; 96: E447–E452.