ⓔノート18-4-10 順行性記録法と逆行性記録法

 両者とも同じ皮神経線維に生じる活動電位を記録しているが,順行法では近位部で記録するため,太い神経幹や皮下組織の上から計測することになる.逆行性では順行性に比べ記録部位の皮下組織が薄いため,電位振幅が大きくなり,表面電極での記録が一般に容易である.

〔幸原伸夫〕