ⓔノート18-4-15 伝導時間測定以外の評価法

 伝導時間を測定する以外に,silent period (被検筋を随意収縮させている状態で大脳皮質運動野を単発磁気刺激すると,約200 msec程度筋放電が抑制される現象) による運動野興奮性の評価,大脳磁気二発刺激法による運動野皮質内の抑制機構の評価 (両側運動野に対してタイミングをずらして二発磁気刺激を行い対側への抑制効果を定量して両側半球間連絡の評価),小脳磁気刺激法による小脳遠心系を評価1)(大脳運動皮質刺激に5~7 msec先行して小脳磁気刺激をする方法で,小脳からの刺激により大脳運動皮質からの反応が抑制される) する検査などがある.

〔望月仁志〕

■文献

  1. Groiss SJ, Ugawa Y: Cerebellar stimulation in ataxia. Cerebellum (London, England), 2012; 11: 440–442.