ⓔノート18-6-13 わが国のMSA患者の後方視的検討

 わが国のMSA患者の後方視的検討では,発症から運動障害と自律神経障害がともに認められるようになるまでの期間は約2年であることが報告されている.また,発症から介助歩行・車椅子移動・寝たきり状態・死亡に至る期間の中央値はそれぞれ3年・5年・8年・9年であり,MSA–Pの方がMSA–Cよりも病状の進行が早いと報告されている1)

〔池田佳生〕

■文献

  1. Watanabe H, Saito Y, et al: Progression and prognosis in multiple system atrophy: an analysis of 230 Japanese patients. Brain, 2002; 125: 1070–1083.