ⓔノート2-1-39 地域災害医療連絡会議

 地域災害医療連絡会議は平時から災害拠点病院,保健所,医師会,薬剤師会,歯科医師会,消防,警察などを含んだ会議体をもち,発災した場合には,自身の二次医療圏の医療施設の被災状況,避難所状況など情報を集め,派遣調整本部から派遣される医療チームを自身の情報に基づき適材適所に分配することとなった.地域災害医療連絡会議の中心を担うのが,地域災害医療コーディネーターである.現在ほぼすべての都道府県で地域災害医療コーディネーターの指名が終わっている.

〔小井土雄一〕