ⓔノート5-42-16 病歴

ⅰ) 現病歴: どのような症状がいつから始まり,どのように経過してきたかを聞く.複数の症状がある際にはどの症状に対し最も困っているかを聞く.

ⅱ) 既往歴・家族歴: 脳血管障害,神経疾患,糖尿病,前立腺・骨盤内手術の既往,脊椎外傷などは神経因性膀胱,過活動膀胱の原因となる可能性がある.

ⅲ) 服薬歴: 特に高齢者は種々の薬剤を服用しているので,LUTSを引き起こす可能性のある薬剤の確認も重要である.

〔山西友典〕