ⓔノート7-5-8 糖尿病,血液疾患患者におけるリスク

 糖尿病では好中球機能の低下に加え,ケトアシドーシスの状態では鉄結合蛋白質からの鉄の放出能が上昇し,利用可能な血清鉄の増加が発症に関与することが示唆されている.また,血液疾患患者では輸血による鉄過剰,それに対するキレート剤の使用,化学療法による好中球減少,骨髄移植,予防的なVRCZ投与,GVHDに対するステロイド投与などとリスクを複数同時に保有する場合には,特に注意が必要である.

〔掛屋 弘〕