ⓔ図13-4-7 SLE診療のアルゴリズム (厚生労働科学研究費補助金難治性疾患等政策研究事業 自己免疫疾患に関する調査研究 (自己免疫班),日本リウマチ学会編:全身性エリテマトーデス診療ガイドライン2019,南山堂,2019) <br>緑色の➡:効果不充分・無効,橙色の➡:寛解<br>ACR分類基準:1997年改訂1987年米国リウマチ学会分類基準,SLICC分類基準:2012年Systemic Lupus International Collaborating Clinics分類基準,TAC: タクロリムス,HCQ: ヒドロキシクロロキン,LN Ⅲ,Ⅳ,Ⅴ: ループス腎炎ISN/RPS分類Ⅲ,Ⅳ,Ⅴ型,AIHA: 自己免疫性溶血性貧血,IP: 間質性肺炎,TMA: 血栓性微小血管症,PH: 肺高血圧症,mPSL: メチルプレドニゾロン,RTX: リツキシマブ,BLM: ベリムマブ. *1: 主たる治療標的臓器が皮膚の場合 (皮疹) *2: 重症,広範囲,活動性が高い皮疹の場合 *3: それぞれの臓器病変の重症度に応じて適宜治療を検討する *4: アザチオブリン (AZP),TAC,MMF *5: RTX,BLM,ミゾリビン (MZR),TAC,シクロスポリンA (CsA),メトトレキサート (MTX),シクロホスファミド内服投与,血漿交換療法の前治療からの変更・追加・組み合わせ 本アルゴリズムについては各薬剤の添付文書を参照のうえ,リスクとベネフィットのバランスを考えて使用すること.
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