ⓔ図14-1-1 CKDにおける死亡および心血管死の相対リスク (Matsushita K, van der Velde M, et al: Lancet, 2010; 375: 2073–2081より作成) A:死亡の相対リスク,B:心血管死の相対リスク. 死亡および心血管死亡の相対リスクは,腎機能の低下,または尿蛋白の増加の独立した危険因子となる.また,その相対リスクは,尿蛋白が,微量アルブミン尿⇒顕性アルブミン尿と増加するに従って上昇する.さらに,その相対リスクは,eGFR 60 mL/分/1.73 m2未満より上昇し,腎機能が低下するに従って増加する.
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