ⓔ図16-4-1 Lp (a) の構造 Lp (a) は,LDL粒子のアポB100にapo (a) がジスルフィド結合で架橋されて結合したリポ蛋白である.apo (a) はプラスミノゲン分子と相同性のあるクリングル4が10~50回繰り返すとともにクリングル5も存在する構造をとっており,プラスミノゲンと競合して線溶系を抑制して血栓形成傾向になるとともに,平滑筋細胞の増殖を促すといわれている.それゆえ,動脈硬化惹起性が強いと考えられており,実際Lp (a) 高値と冠動脈疾患には関連が認められている.
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