ⓔ図18-3-10 Wernicke脳症 下顎脱臼のため食事摂取が不十分となり,その後めまい感のため自宅で動けなくなり来院した55歳男性.血中チアミン濃度は5 ng/mL未満であった.眼球運動は全方向で制限され (A),MRIで特徴的な病変の広がり (中脳水道周囲,視床下部,乳頭体,視床内側部) が確認された (B).チアミン補充により症状,MRI所見とも完全に消失した.
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