ⓔ図18-4-17 原発性脳腫瘍 (anaplastic astrocytoma; WHO grade Ⅲ) 20歳代,女性.右半球の腫瘤は造影前後のT1強調画像で腫瘤外側縁に沿ってわずかな濃染像を有する.拡散強調画像 (DWI) で同領域が高信号を呈するのは細胞密度の高さを反映していると考えられる.SWIでは同部における静脈がほかの部位よりも目立つ.灌流画像 (PWI) でも同部における血液量の上昇がみられる.上記のDWI, SWI, PWIの所見はいずれも病変の高悪性度を支持するものである.
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