ⓔ図8-4-6 カテコールアミン誘発多形性心室頻拍 (CPVT) 患者に対するフレカイニドの有効性 リアノジン受容体遺伝子 (RyR2) 変異陽性.39歳,女性.β 遮断薬であるカルベジロール2.5 mg/日単独内服中のトレッドミル運動負荷試験では,心拍数が120回/分に上昇した時点で,非持続型心室頻拍 (NSVT) 9連発を認めたが (A),フレカイニド100 mg/日を併用すると,心拍数が126回/分に上昇した時点でもNSVTは認めず心室期外収縮の二段脈 (PVC bigeminy) までとなった (B).
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