ⓔ図9-2-1 ケニアの遊牧民集団とロンドンの公務員集団の収縮期血圧の分布 (Rose G: Int J Epidemiol, 1985; 14: 32–38) どちらの集団の収縮期血圧もほぼ正規分布を示すが,分布する範囲が大きく異なっている.集団における血圧の分布範囲が地域や時代によって大きく異なる一例である.平均値は10 mmHg以上の差があり,140 mmHg以上の高血圧割合 (すなわち高血圧の有病率) にも大きな差があることが読み取れる.
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