祭・芸能・行事大辞典

約5500項目!各界第一人者による本邦初の大辞典

祭・芸能・行事大辞典

上下巻:2分冊
B5判 2,228頁 図版800(カラー図150)
定価(本体78,000円+税)

民俗学,文化人類学,宗教学,音楽学,歴史学などの第一人者560名が協力して執筆。 本邦初の本格的な祭・芸能辞典。祭・芸能を中核に,これに伴う音楽から年中行事,イベントまでを五十音順で掲載しています。

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御座楽,三線,など

民俗音楽や祭りの多種多様性も多数項目で紹介.

御座楽 うざがく

 琉球王朝で用いられた中国系の宮廷音楽.単に「座楽」とも.座って演奏する音楽,室内楽の意.首里城での儀式,宴席のほか,琉球使節の江戸派遣(江戸上り)の際,江戸城や薩摩藩の施設などでも演奏された.・・・・・・・・
17世紀半ばに,次第に楽器編成や上映形式を整え,寛永11年(1634)から嘉永3年(1850)まで計18回行われた江戸上りのうち,宝永7年(1710)から天保13年(1842)までの11回の江戸上りでの上演プログラムは,楽3曲・明曲1〜2曲・清曲1〜2曲・楽2曲・明曲1曲・清曲1曲・琉歌という構成に固定している.・・・・・・・・

御座楽(「座楽並躍りの図」沖縄県立博物館・美術館)

御座楽(「座楽並躍りの図」沖縄県立博物館・美術館)

(朝倉書店「祭・芸能・行事大辞典」p172-173より抜粋)

六 調 ろくちょう

 鹿児島,熊本など南九州の祝い歌,および奄美大島,八重山の民謡.いずれも,即興的な踊りがつく.南九州の祝い歌は,「六調子」ともいい「球磨六調(子)」「天草六調(子)」「薩摩六調(子)」などがある.・・・・・・・・町田嘉章によると,南九州各地の祝い歌「六調子」が奄美に伝播し,奄美風になったのが「奄美六調」である.そして,「奄美六調」が天草の牛深(熊本)に再上陸し,地元の二上がり甚句と結びついて,現在の「ハイヤ節」を生んだという.・・・・・・・・

(朝倉書店「祭・芸能・行事大辞典」p1885-1886より抜粋)

三 線 さんしん

 沖縄・奄美で伝承される弦鳴楽器.三線は14世紀末に伝来した中国の三弦(サンシェン)を改良したとされる.中国のものより短く,全長約80cm.胴にはニシキヘビの皮を張る.そのため,本土では蛇皮線という俗称で呼ぶこともあったが,これはもともと現地では使われていない名称である.・・・・・・・・
かつては琉球は明との冊封関係にあり,冊封使を歓待するための芸能を保護した.そのため三線は音楽文化の中心的存在となった.山内盛彬が「沖縄の床の間には三線が飾られている」といったように,三線は家宝として大切にされてきた.三線を弾くことが士族・男子のたしなみとされ,・・・・・・・・

三線(平行知念型)(国立歴史民俗博物館)

三線(平行知念型)(国立歴史民俗博物館)

(朝倉書店「祭・芸能・行事大辞典」p764-765より抜粋)

沖縄の音楽 おきなわのおんがく

概 論

琉球列島は北から奄美・沖縄・宮古・八重山の4諸島からなるが,このうち北側と南側の2諸島は距離的に離れており,12世紀までの原始共同体社会でも前者が縄文と似た土器文化,後者(先島諸島)が台湾先史文化と似た文化を基層にしていた.一方,今日の列島の言語はすべて琉球方言・・・・・・・・

沖縄諸島

オモロなどと呼ばれた王朝繁栄時代の歌謡は,その後廃れていった.代わって,中国からおそらく16世紀に伝来した三絃(琉球では三線と表記)が士族男子の楽器となって,17世紀末には新たな琉球形式の歌詞による三線歌謡が生まれたと言われる.国家存続にとっては,貿易権を保証し・・・・・・・・

宮古諸島

宮古諸島では三線や舞台芸能が,八重山諸島に近い多良間島以外では広まらず,声による音楽が発達した.その代表が「声ちゃー」で,これは雨乞い・祭祀・祝い事などにムラの男女や女が集まって,伝統・恋・噂などいくつかの叙事歌を手拍子を入れて次々と歌い踊る輪躍りで,かつては青年の日常の娯楽でもあった.・・・・・・・・

八重山諸島

・・・・・・・・これらは節歌と呼ばれ,明治期から工工四化され始めて広がり,今日では祝いの席や祭りの奉納舞踊で広く歌われる.特に座開きの「赤馬節」と座のお開きや祭りの弥勒行列の「弥勒節」は欠かすことができない.・・・・・・・・

音楽的特徴

[主な楽器]・・・・・・・・[音階と旋律線]・・・・・・・・[リズム]・・・・・・・・[歌詞]・・・・・・・・[歌唱法]・・・・・・・・[発声法]・・・・・・・・

(朝倉書店「祭・芸能・行事大辞典」p288-290より抜粋)

「祭」1000項目 「芸能」1050項目 「行事」1800項目 「音楽」800項目「イベント」850項目 分類別索引付
[イザイホー][ウシデーク(臼太鼓)][ウンジャミ][ウンサク][エイサー][オモロ][沖縄音階][カチャーシー][クイチャー][節歌][アイヌの歌舞][アイヌ古式舞踊][アイヌの芸能][ウポポ][オロッコ・ギリヤークの歌舞][トンコリ][ムックリ][ユーカラ(ユカラ)][リムセ・ヘチリ]等も収録

祭・芸能・行事大辞典

約5500項目!各界第一人者による本邦初の大辞典

祭・芸能・行事大辞典

上下巻:2分冊
B5判 2,228頁 図版800(カラー図150)
定価(本体78,000円+税)
特価 76,650円 (本体 73,000円) (2010年3月末日まで)

民俗学,文化人類学,宗教学,音楽学,歴史学などの第一人者560名が協力して執筆。 本邦初の本格的な祭・芸能辞典。祭・芸能を中核に,これに伴う音楽から年中行事,イベントまでを五十音順で掲載しています。

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