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アカデミック・ライティング ―日本文・英文による論文をいかに書くか―
桜井 邦朋(著)
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内容紹介
半世紀余りにわたる研究生活の中で,英語文および日本語文で夥しい数の論文・著書を著してきた著者が,自らの経験に基づいて学びとった理系作文の基本技術を,これから研究生活に入り,研究論文等を作る,次代を担う若い人へ伝えるもの。
編集部から
目次
はじめに
Ⅰ 理系作文の要諦
1. 基本技術─作文に当たって
文章は他人が読むもの
作文の基本技術
スタイル・マニュアルと心すべきルール
2. 事実と意見の峻別
事実の表現で心すべきこと
作文の目的は説得にあり
意見は書き手の主張
3. 文節(パラグラフ)の構成
文章の基本は文節(パラグラフ)
文章の構成
文節の連続が文章に
4. スタイル・マニュアル
論文の作法
基本設定
スタイル・マニュアルのモデル
Ⅱ 日本語と英語
5. 日本語による作文
日本語文には主題の呈示が
漢字の有用性
日本語文の自由さ
6. 英語による作文
英語文の持つ剛性(rigidity)
文章の基本は文節(paragraph)
論理性を内に含む
Ⅲ 理系作文の基本
(1) 日本語文
7. 基本作法とスタイル・マニュアル
8. 作 例
(2) 英 語 文
9. 基本作法
10. スタイル・マニュアル
11. 作 例
12. 作文に当たっての注意事項
事実に基づく説得を
推測には論拠が必要
帰納と演繹
おわりに─私の文章作法
付 録
図と表による表現
日本語文と英語文との対比
引用文献 (References)
索 引
コラム1 ことば(言語,language)の用法
コラム2 作文の基本技術とその手本または手引きとしてのスタイル・マニュアル
コラム3 事実(Fact)と意見(OpinionまたはView)との峻別
コラム4 文章の基本設定に当たってなすべきこと
コラム5 日本語文では,日本語の特性に注意して作文を
コラム6 ウォーフ(B. L. Whorf)が示したことの重大性
コラム7 同音異義語
コラム8 英語の術語・日本語の術語
コラム9 英語文には剛性(rigidity)があるのに,日本語にはこれが殆どない
コラム10 特集号の主旨
コラム11 日本語文の例
コラム12 7箇条の基本作法
コラム13 7箇条の基本作法(英語文の場合)