アカデミック・ライティング ―日本文・英文による論文をいかに書くか―

桜井 邦朋(著)

桜井 邦朋(著)

定価 3,080 円(本体 2,800 円+税)

B5判/144ページ
刊行日:2007年11月20日
ISBN:978-4-254-10213-0 C3040

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内容紹介

半世紀余りにわたる研究生活の中で,英語文および日本語文で夥しい数の論文・著書を著してきた著者が,自らの経験に基づいて学びとった理系作文の基本技術を,これから研究生活に入り,研究論文等を作る,次代を担う若い人へ伝えるもの。

編集部から

目次

はじめに

Ⅰ 理系作文の要諦 
1. 基本技術─作文に当たって 
文章は他人が読むもの 
作文の基本技術 
スタイル・マニュアルと心すべきルール
 
2. 事実と意見の峻別 
事実の表現で心すべきこと
作文の目的は説得にあり 
意見は書き手の主張 

3. 文節(パラグラフ)の構成
文章の基本は文節(パラグラフ)
文章の構成 
文節の連続が文章に 

4. スタイル・マニュアル 
論文の作法 
基本設定 
スタイル・マニュアルのモデル

Ⅱ 日本語と英語 
5. 日本語による作文 
日本語文には主題の呈示が
漢字の有用性 
日本語文の自由さ 

6. 英語による作文 
英語文の持つ剛性(rigidity)
文章の基本は文節(paragraph)
論理性を内に含む 

Ⅲ 理系作文の基本 
 (1) 日本語文 
7. 基本作法とスタイル・マニュアル
8. 作   例 

 (2) 英 語 文 
9. 基本作法 
10. スタイル・マニュアル
11. 作   例 

12. 作文に当たっての注意事項
事実に基づく説得を
推測には論拠が必要
帰納と演繹 

おわりに─私の文章作法 

付   録 
    図と表による表現 
    日本語文と英語文との対比
引用文献 (References)

索   引 

コラム1 ことば(言語,language)の用法 
コラム2 作文の基本技術とその手本または手引きとしてのスタイル・マニュアル 
コラム3 事実(Fact)と意見(OpinionまたはView)との峻別 
コラム4 文章の基本設定に当たってなすべきこと 
コラム5 日本語文では,日本語の特性に注意して作文を 
コラム6 ウォーフ(B. L. Whorf)が示したことの重大性 
コラム7 同音異義語 
コラム8 英語の術語・日本語の術語 
コラム9 英語文には剛性(rigidity)があるのに,日本語にはこれが殆どない 
コラム10 特集号の主旨 
コラム11 日本語文の例 
コラム12 7箇条の基本作法 
コラム13 7箇条の基本作法(英語文の場合)

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