LATEX 2ε文典
B5/372ページ/2000年06月25日
ISBN978-4-254-12140-7 C3041
定価6,380円(本体5,800円+税)
生田誠三 著
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LATEX2εを使い始めた人が必ず経験する“このあとどうすればいいのだろう”という疑問の答を,入力と出力結果を示しながら徹底的に伝授。〔内容〕クラス/プリアンブル/ヘッダ/マクロ命令/数式のレイアウト/行列/色指定/図形/他。[立ち読み]もご覧ください。
目次
1. LATEX2E入門 簡単な入・出力例/機種による操作の違い 2. 文書ファイルの基本構造 文書ファイルにおける基本的な3つの領域/文書クラス指定領域/プリアンブル/文書環境(document環境) 3. 文書クラスと文書クラスオプション 文書クラスと文書クラスオプション/文書クラスの指定/文書クラスオプションの指定/文書クラスファイル(〜.cls)の変更 4. プリアンブル 事前の約束事/プリアンブルのファイル化 5. ページのレイアウト ページの構成/ページのレイアウトパラメータ/1段組のページレイアウトの入・出力例/2段組のページレイアウトの入・出力例/段組の変更/多段組 6. ページ形式とヘッダ・フッタ ヘッダとフッタ/ページ形式/headings形式/myheadings形式/章の出力ページ/ヘッダとフッタの設計/ページ番号の種類の変更 7. 文書ファイルの分割と結合 文書ファイルの分割と結合/簡単な入・出力例/分割ファイルの入れ子/分割ファイルの効果的なコンパイル 8. 命令(コマンド)と引数 3種類の命令/宣言型の命令とグルーピング/命令の引数/動く引数/最後にオプション引数[ ]を持つ命令についての注意/最後に*を持つ命令についての注意/文字で終わる命令の後ろには1つ以上の空白を置くこと/文字で終わる命令の後ろの2つ以上の空白は無視される 9. マクロ命令 マクロ命令とは/自分のマクロ命令集を作る/新命令の定義:\newcommand I/新命令の定義:\newcommand II/新命令の定義:\def/既存命令の再定義:\renewcommand/新環境命令の定義:\newenvironment/既存環境命令の再定義:\renewenvironment/マクロ命令内のグルーピング/マクロ命令内のスペース/LATEX2Eの落とし穴とマクロ命令の威力 10. パッケージ パッケージとは応用ソフト/パッケージの登録/パッケージの管理/パッケージ使用における1つの問題点 11. カウンタ カウンタとは/カウンタ値/カウンタ値の設定と変更/カウンタ値の増・減/カウンタ種とカウンタ札/カウンタ種の変更/カウンタ札/カウンタ札の修飾と複合化/新しいカウンタの登録/カウンタ数の上限/カウンタ値の引渡し/カウンタ値の出力/カウンタの四則演算I/カウンタの四則演算II/カウンタの四則演算III 12. 条件分岐(if文) 条件分岐とは/条件分岐I/条件分岐II/条件分岐を持ったマクロ命令の作成例 13. 目 次 4種類の目次(本文・付録・図・表目次)/目次の作成/目次の…(リーダ)を消す/目次の項目間の改行幅/目次の文字サイズ/目次の2段組/目次の深さ/目次の標題の変更/目次にテキストを挿入I/目次にテキストを挿入II/目次の内容を変更する/付録目次の作成/図目次と表目次の作成/目次見出しの変更 14. 部・章・節・段落・付録 部・章・節・段落/部・章・節・段落のレベル/部・章・節・段落の番号付けの深さ/擬似の部・章・節・段落/部・章・節・段落の設定の例/付録の作成とその番号/部・章の見出しの定義/部・章・節の標題形式の変更 15. タイトル タイトルとは/標準的な方法I/標準的な方法II/自分で書く方法 16. アブストラクト アブストラクトを書く環境/1段組におけるアブストラクト/アブストラクトの見出し/2段組におけるアブストラクト/2段組における両段ぶち抜きのアブストラクト/自分で書くアブストラクト 17. 引用文 引用文の3通りの書き方/段落引用文I/段落引用文II/文中引用文 18. 手 紙 letter環境/簡単な例/受取人の住所・氏名のラベル/欧文手紙を書くための命令のリスト 19. 詩 詩を書く 20. 段落・左右・数式モード 3通りのモード/段落モード/左右モード/数式モード/モードの入れ子 21. 数式モードの文字 数字と英文字/数式モード内で文書モードのテキストを書く/ギリシャ文字オイラーフラクトール体/オイラースクリプト体/ブラックボード体/ヘブライ文字/ボールド体の数式文字/7通りの数式文字 22. 文書(段落・左右)モードの文字 数字/英文字/文字間の幅の調整 23. 書体選定 書体選定の2つの方法/書体の組み合わせ選定/イタリック補正 24. 文字・数字・記号のサイズ 文書モードにおける文字・数字・記号のサイズ/数式モードにおける文字・数字・記号のサイズI/数式モードにおける文字・数字・記号のサイズII 25. 文字の縮小・拡大・反転 文字の縮小・拡大I/文字の縮小・拡大II/文字の反転 26. 回 転 文字列の回転I/文字列の回転II/ボックスとミニページの回転/傾斜回転 27. フォント フォントの種類/フォントの文字コード/フォントの登録と出力I/フォントの登録と出力II/様々なフォントの登録と出力の例 28. キーボード上の記号 キーボード上の記号/単独記号/命令の一部として使用する記号/%記号の用途 29. 特殊記号 特殊記号とパッケージ/特殊記号I(文書モード)/特殊記号II(文書モード)/特殊記号III(数式モード)/特殊記号IV(数式モード)/特殊記号V(数式モード)/特殊記号VI(数式・文書モード)/記号の重ね合わせによる合成 30. 演算子記号 二項演算子記号I/二項演算子記号II/関係演算子記号I/関係演算子記号II 31. 矢印記号 矢印記号I/矢印記号II/矢印記号III(区切り記号)/任意の長さの矢印記号 32. 区切り記号 区切り記号I/区切り記号II/区切り記号の拡大命令/指定拡大命令I(単独の区切り記号)/指定拡大命令II(左右対の区切り記号)/自動拡大命令(左右対の区切り記号) 33. Sum型記号 Sum型記号/T-スタイルとD-スタイルによる添字の位置の違い/添字の位置の指定/多重添字/多重積分記号/Sum型記号の縮小・拡大 34. Log・Lim型記号 Log型記号/T-スタイルとD-スタイルによる添字の位置の違い/Lim型記号/新Log型記号の定義/多重添字 35. Mod関数 Mod関数 36. ドットとダッシュ ドットI/ドットII/ダッシュ/長く伸びるドットとバー 37. アクセント記号とプライム記号 アクセント記号/二重アクセント/アクセント記号の平準化/幅の広いハットとチルド/脇付きのアクセント記号/プライム記号 38. アンダー・オーバーライン アンダーラインとオーバーライン/矢印付き左・右向きオーバーライン 39. アンダー・オーバーブレイス アンダーブレイスとオーバーブレイス 40. 上下置き 上置き命令/上下置き命令I/上下置き命令II/上下置き命令III/四隅置き命令 41. ル ビ ルビ 42. 数式(標準) 数式の2つの形式/文中数式/単一段落数式/別行段落数式/数式の2つのスタイル/数式をボールド体にする 43. 数式(パッケージ) パッケージ登録による数式/gather環境による数式/align環境による数式/alignat環境による数式/flalign環境による数式/multline環境による数式/split環境による数式/数式の間にテキストを挿入 44. 数式番号 単一段落数式における数式番号/別行段落数式における自動数式番号/自動数式番号の解除/自動数式番号の左マージン出力/自動数式番号に節番号を 付けるI/自動数式番号に節番号を付けるII/自分好みの数式番号・数式記号/従属番号の付いた自動数式番号 45. 数式のレイアウト 別行段落数式の左寄せ出力/長い別行段落数式の左寄せ調整/数式間の間隔調整/長い段落数式と短い段落数式 46. 分 数 分数I/分数II/分数III T-スタイルとD-スタイルの分数/分数IV/連分数 47. 平方根 平方根/平方根のべきの位置調整 48. 添 字 添字 49. 二項係数 二項係数I/二項係数II/二項係数III 50. 行列・行列式・ベクトル 行列と行列式I/行列と行列式II/縁付き行列/縁付きベクトル 51. 曲 線 \bezier曲線/\qbezier曲線/\path折れ線/\curve曲線/\spline曲線/\closecurve閉曲線/\scaleput(図形の縮小・拡大)/データを読み込み二次元グラフを描く/様々な破線/折れ線I/折れ線II/曲線の太さ 52. グラフと座標軸 座標軸の描き方/グラフ上の説明文/グラフ用紙 53. 可換図式 可換図式/一次元の可換図式/二次元の可換図式 54. 場合分け 場合分けI/場合分けII 55. 定 理 定理環境/定理環境の定義/定理のラベルと本文の書体とサイズ/定理番号/定理番号の一元化/注付きの定理環境/定理環境のカウンタ 56. 長さの単位と距離変数 長さの基本的な単位/距離変数とは/距離変数の定義/距離変数に長さを与える/距離変数の四則演算I/距離変数の四則演算II/テキストの長さ・高さ・深さの距離変数I/テキストの長さ・高さ・深さの距離変数II 57. 水平方向のスペース 水平方向にスペースを空ける/水平方向の標準的な幅のスペース/行末までスペースを空ける/ \fillのn倍の長さ/水平方向の微小なスペース補正 58. 垂直方向のスペース 垂直方向にスペースを空ける/垂直方向の標準的なスペース/ページ末までスペースを空ける/ \fillのn倍の長さ 59. 文間・単語間・改行不可スペース 文間スペース/単語間スペース/改行不可スペース/四分空き 60. 改 行 改行幅/段落改行/文中改行/ \newlineによる改行/強制度付き改行/抑制度付き非改行 61. 改ページ 改ページの制御/改ページ/強制度付き改ページ/抑制度付き非改ページ同一ページ化/ページの高さの調整 62. ファジー・スロツピー行末揃え 行末の調整/ファジー行末揃え/スロッピー行末揃え 63. ハイフネーション ハイフネーションとは/ハイフネーションの位置の変更 64. ボックス ボックスのモード/枠付きボックスI/枠付きボックスII/枠付きボックスIII /枠付きボックスIV/数式を囲むボックス/破線枠のボックス/ボックス枠の線の太さの指定/枠なしのボックス/段落モードのボックスI/段落モードのボックスII/改行できるボックス(\shortstack)/上下するボックス/テキストの幅・高さ・深さ・全体の高さの距離変数/文字列とボックス枠の間隔/影付きボックス/二重枠のボックス/四分円のボックス/メモ用ボックス/ボックスの入れ子/ボックスの保存と呼出し 65. 黒ボックス 黒ボックス/罫線/ \rule命令によるスペース調整 66. ミニページ ミニページとは/ミニページの基本型/ミニページの枠と内部のテキストとの間隔/ミニページの基準線/高さ指定のミニページ/枠付きミニページ 67. 左・中・右寄せ 1行のテキストの左・中・右寄せ/複数行のテキストの左・中・右寄せ 68. 字下げ 最初の1行の行頭字下げ/字下げの一時的解除/ハンギングインデント(複数行の行頭字下げ)/文章全体の左右の字下げ/字下げしたところに図・表を入力する 69. 3種類の表 作表の3通りの方法/3通りの方法とその概要 70. アレイ表(数式モード) アレイ表の基本型/行間と列間に罫線を引く/罫線を太くする/罫線の二重化/行間隔を広げるI/行間隔を広げるII/列の上方向にスペースを空ける/横罫線を部分的に引く/横要素の併合/縦要素の併合/表に注書きを付ける/列間のスペース調整/要素の中にサブ表を書く/ある列に同じテキストを出力させる/要素の中にさらに縦罫線を引く/同一列の要素に共通の命令を作用させる/ある要素を文書モードにする/同一列の要素を文書モードにする/要素を段落モードにするI/要素を段落モードにするII/表の縦位置パラメータ/表を区切り記号で囲むI/表を区切り記号で囲むII/表中の小数点を揃える/数表はアレイ表で作ること 71. タブロー表(文書モード) タブロー表の基本型/アレイ表との類似点/要素の前後にスペースを入れる/表全体の幅を指定I/表全体の幅を指定II 72. タビング表(文書モード) タビング表の基本型/タビング表の列幅の指定/中間行での列数の変更/要素の文字列の左・中・右寄せ/行頭の字下げ/行頭の字下げ解除/行頭の字下げの一時的解除/要素の文字列の左要素への移動/要素の文字列を右マージンまで移動/タビング表の入れ子/タビング表の中でのアクセント記号 73. 箇条書(enumerate環境) 基本型/項目ラベルの修飾と変更/パッケージ登録によるもの 74. 箇条書(itemize環境) 基本型/項目ラベルの修飾と変更 75. 箇条書(description環境) 基本型/項目ラベルの書き方 76. 箇条書(list環境) 基本型/いくつかの項目に同じ項目ラベルを書く/項目ラベルの書体とサイズ/箇条書のレイアウトパラメータ/縦方向のレイアウトパラメータの使用例/横方向のレイアウトパラメータの使用例/項目ラベルのカウンタ制御/簡易list環境 77. 各種箇条書の入れ子 入れ子の最大レベル/各種箇条書の入れ子 78. 図 形 図形描画の概略/図形の単位長の指定/図形の縮小・拡大/図形環境(picture環境)/図形要素の参照点/参照点の加法/直線/ベクトル/円I/円II/楕円/円弧/四分円/図形要素を並べるI(一次元配列)/図形要素を並べるII(一次元配列)/図形要素を並べるIII(二次元配列)/格子の作成/図形の線と太さ/図形の保存と呼出し 79. 図環境と表環境 簡単な例/図表の出力位置パラメータ/図表標題の入力I/図表標題の入力II/図表の見出しの定義/図表の見出し番号/1つの図表環境に複数の図表を入れる/2段組における図表領域の確保/図表領域のスタイルパラメータ/図表環境の問題点 80. 参考文献リスト 簡単な入・出力/コンパイル/参考文献の見出しの変更/文献の引用命令/文献データベースファイルの指定/文献出力スタイルの指定/各種の文献出力スタイル/文献データベースファイルの構造/文献カテゴリの一覧/フィールドの一覧/フィールドの書き方/フィールドの省略形 81. 相互参照 相互参照/コンパイル/自動数式番号の相互参照/部・章・節・段落の番号の相互参照/図表番号の相互参照/定理番号の相互参照/脚注番号の相互参照/enumarate環境による箇条書の相互参照/ページ番号の相互参照I/ページ番号の相互参照II/外部文書からの相互参照 82. ファイル名と参照ラベルの管理 文書ファイル名と参照ラベルの付け方/文書ファイル名の管理/参照ラベルを「出力する・しない」の管理/参照ページ番号を「出力する・しない」の管理 83. 索 引 簡単な入・出力例/索引作成の手続き/ \index命令の構造/索引の分類文字/索引見出しの変更/脚注/脚注の基本型/脚注ラベルの変更/いろいろな脚注ラベルの混在/ミニページの中の脚注I/ミニページの中の脚注II/章・節の標題の中の脚注/図表標題の中の脚注/表中の脚注/数式の中の脚注/脚注ラベル\fnsymbolから「*」と「**」を外す/脚注罫線の変更/脚注間のスペース/脚注を直列に出力する/2段組の脚注/脚注ラベルをページごとに初期化 85. 欄外脚注 欄外脚注/欄外脚注のレイアウトパラメータ/欄外脚注の出力位置/欄外脚注の出力位置の左右変更/出力位置が左右のいずれかで欄外脚注のテキストの内容を変更する/欄外脚注の問題点 86. 色指定・網掛け・白抜き 色を指定する/色文字I/色文字II/色ボックス/色ボックスに色文字/色枠付きの色ボックス/配色モデルI(gray)/配色モデルII(cmyk)/配色モデルIII(rgb)/配色モデルIV(hsb)/[named]指定による67色の標準色の出力 87. 擬似タイプ入力 擬似タイプ入力とは/1行のテキストの擬似タイプ入力/複数行のテキストの擬似タイプ入力/命令の引数の中での擬似タイプ入力/allttパッケージによる擬似タイプ入力 88. 画面からの入力・画面への出力 画面からの入力/画面への出力/簡単な例 89. 四則演算 四則演算のマクロパッケージ/マクロパッケージの内容/二元連立方程式を解く 90. エラー対策 筆者が直面したエラーとその対策/エラー対策を詳述した文献 91. 参考文献 92. 索 引
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