講座〈情報をよむ統計学〉 5 統計の誤用・活用

上田 尚一(著)

上田 尚一(著)

定価 4,180 円(本体 3,800 円+税)

A5判/224ページ
刊行日:2003年12月10日
ISBN:978-4-254-12775-1 C3341

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内容紹介

なぜ,どのように間違えるのか?統計の誤用例・活用法を,データと手法の両面から具体的に解説〔内容〕どこのデータか?/いつのデータか?/比較できる平均,できない平均/比較の仕方を考える/傾向性と個別性/使いようのないデータ/他

編集部から

目次

0. はじめに
 0.1 「常識」としての統計的見方
 0.2 統計の誤用
 0.3 使いようのない「粗製品」
 0.4 誤用を活用に転じるために
 0.5 参考書
1. それはどこのデータか
 1.0 問題
 1.1 比率を使うことの妥当性
 1.2 地城区分の区切り方
 1.3 生活行動に対応した見方をするための地城区分
2. それはいつのデータか
 2.0 問 題
 2.1 統計データの時間的属性
 2.2 指数と変化率
 2.3 変化率の時間的属性
 2.4 ストックとフロー
 2.5 モデル
 2.6 滞留期間の情報
 2.7 発生率(フロー/ストックの形の比率)
 2.8 先のことをよむ―タイムラグをともなう情報
3. 比較できる平均・比較できない平均
 3.0 問題
 3.1 平均で代表するための前提
 3.2 混同効果
 3.3 条件を特定した平均値
 3.4 クロス表を作る
 3.5 標準化
4. 比較の仕方を考えてデータを取り上げる
 4.1 マクロな視点,ミクロな視点
 4.2 変化をみるためのデータ選択―コホート比較
 4.3 現象の変化を追う
5. 傾向性と個別性
 5.1 平均値を使うことの妥当牲
 5・2 必要に応じて複数の平均値を使う
 5.3 個別変動の大きさの評価
 5.4 中位値・四分位偏差値による表現
 5.5 1組の情報の要約
 5.6 情報要約手順の適用例
 5.7 連統的に観察された情報を要約する指標
6. 2変数の関係
 6.1 相関係数の誤用(時系列デ一夕の場合)
 6.2 散布図(2次元の分布図)
 6.3 分布図としての見方
 6.4 2変数の関係図としての見方
 6.5 相関係数
 6.6 第3の変数を考慮に入れる
7. 傾向線を求める回帰分析
 7.0 回帰分析
 7.1 説明変数選択と分散分析
 7.2 採用する変数の数の決め方
 7.3 変数の意味を考えた選択
 7.4 外れ値に注意
 7.5 予測
 7.6 集計データを使う場合
8. 時系列データの見方
 8.1 レベルレート図
 8.2 レベルレート図上での直線―指数曲線
 8.3 レベルレート図上での放物線―ロジスティックカーブ
 8.4 成長曲線のパラメータ推定
 8.5 ロジスティックカーブの適用例
9. 社会調査のデータの扱い
 9.1 構成比の表現と比較
 9.2 構成比のグラフ―風配図
 9.3 構成比のグラフ―三角図表
 9.4 構成比比較の数理―特化系数
 9.5 NA,DKの読み方
 9.6 MAの扱い
 9.7 回答肢の設計
 9.8 理由をきく副質問
 9.9 調査の基本にかかわる問題
10. 統計手法の論理と実験計画
 10.1 くりかえし
 10.2 実験群と対照群
 10.3 局所管理とランダミゼーション
 10.4 実験計画とプロトコール
 10.5 CDAとEDA
 10.6 調査と実験
 10.7 追跡調査と回顧調査
 10.8 問題解決の手段として
付録 世論調査の情報
あとがき
索 引

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